コラム– category –
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【コラム】離婚事件(弁護士南木 ゆう)
弁護士になって様々な事件に携わらせて頂いていますが、私が女性だということもあり、女性側からの離婚事件をご依頼頂くことが多いです。 社会に目を向けると、教育の場面で、入学試験に男女の合格点の差が設けられていたり、婚姻においては、夫婦同姓を強... -
【コラム】選挙供託金違憲訴訟のご報告(弁護士鴨田 譲)
現在、我が国では、国政選挙に立候補する場合、衆議院・参議院いずれも選挙区で300万円、比例区で600万円という高額の供託金を納めなければならず、しかも、得票数が一定以下の場合には没収される制度になっています。埼玉県在住のA氏は、平成26... -
【コラム】アスベスト被害の解決を(弁護士竹内 和正)
令和3年5月17日、アスベスト被害に遭われた建設職人が、アスベスト建材を販売した企業とそれを規制しなかった国を被告として訴えた「建設アスベスト訴訟」について、最高裁は、国と一部の企業の責任を認め、原告勝訴の判決を言い渡しました。提訴から13年... -
【コラム】「丸八」労働事件(弁護士谷川 生子)
「布団のマルハチ」で知られる丸八ホールディングスと、その子会社、ハッチーニ丸八の労働事件に携わっています。ハッチーニ丸八の労働者は、布団等の訪問販売業務に従事してきましたが、あるとき業務委託契約に切り替えられ、長年にわたり、会社から事務... -
【コラム】労災認定基準の見直し(弁護士 佐渡島 啓)
脳や心臓の病気を発症した労働者が労働災害としての補償を申請した場合、労働基準監督署は、その申請を認めるかどうかについて、厚生労働省の定める認定基準に基づいて判断します。この認定基準では残業時間がどの程度であったかが重要視されますが、終業... -
【コラム】会長就任にあたって(弁護士 髙木太郎)
この4月から埼玉弁護士会の会長に就任しました。 会長になって、会活動の持続可能性ということをより強く意識するようになりました。 弁護士会の取り組む人権救済活動などは非常に重要ですが、いつまでも手弁当では続きません。例えば、三〇年以上前、サ... -
【コラム】更に元気に(弁護士伊藤明生)
2016年2月5日に脳内出血を発症,入院,6月6日に退院して以来,ジョキング,筋トレ,柔軟体操などのリハビリに励んできました。家族の協力のおかげで,左足はまだ重いですが,日常生活は殆ど一人でこなせるようになりました。しかし,弁護士活動を... -
【コラム】「思い出深い仕事」と言えば(弁護士牧野 丘)
法廷での敵方の証言を自分の反対尋問でひっくり返して勝負が決まったという事件は重大事件でなくても記憶に残り、その時の記憶が今も背筋をシャンとさせてくれます。敵方の証人は、準備や予行演習をしたうえで法廷に臨んでいることが大半ですから、そう簡... -
【コラム】忘れない(弁護士梶山敏雄)
昭和39年に東京オリンピックが開催された時は私は高校1年生であり、故郷福島出身のマラソン円谷やバレーボール東洋の魔女、棒高跳びの真夜中の激闘などなど相当興奮したのを忘れません(すみません。誰かの国会発言と同じことを言ってしまいました)。と... -
事務所ニュース 2021年夏号 巻頭挨拶(弁護士 伊須 慎一郎)
国内でもワクチン接種が進み出しましたが、新型コロナウイルス感染症が収束する見込みは、まだ見えません。浦和の商店街も午後8時を過ぎると真っ暗で、様々な職業で働かれているみなさん、ご商売をされているみなさん、大変ご苦労されていると思います。 ...