コラム-髙木太郎弁護士– category –
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【コラム】埼玉弁護士会会長の任期を終えて(弁護士高木太郎)
3月末任期満了、任期はわずか1年なのですが、「毎日が弁護士会活動」の1年でした。その中から憲法と平和の課題を紹介します。埼玉弁護士会は、2014年から「『安保関連法』廃止!集団的自衛権の行使容認の『閣議決定』撤回を求めるオール埼玉総行動... -
【コラム】法「教育」に還る(弁護士 髙木太郎)
父は、18年間小学校の教員をしていました。私が小学校4年の夏休み、旅行だというのでついていったら、阿蘇で行われた教研集会でした。そこで「青い空は」や「がんばろう」をおぼえました。毎晩遅くまで学級通信を作ったりしていて「えらいなあ」とは思... -
【コラム】会長就任にあたって(弁護士 髙木太郎)
この4月から埼玉弁護士会の会長に就任しました。 会長になって、会活動の持続可能性ということをより強く意識するようになりました。 弁護士会の取り組む人権救済活動などは非常に重要ですが、いつまでも手弁当では続きません。例えば、三〇年以上前、サ... -
タケちゃん、虎の穴計画(弁護士 髙木 太郎)
5月に初孫が生まれました。タケちゃんといいます。 予定日よりも2か月も早く生まれてきたので7月まで入院しており、コロナ禍もあってその後もしばらくは会えませんでしたが、婿殿の実家も、我が家からそう遠くはないことから、最近は毎週のように... -
コロナ禍の下での労働相談・法律相談(弁護士 高木 太郎)
電話や対面で受ける相談にもコロナ禍の影響が出ている。 労働相談の具体例で言えば、①舞台やイベント関係の仕事をフリーランスで行っているが、全く仕事が入らなくなった、②コロナの問題で就職したばかりの事業所が閉鎖されたが、自己都合扱いとされ、解雇... -
自動運転に思う。(弁護士 高木 太郎)
シェアリングエコノミーに関する話を聞く機会があった。①ウーバーのような配車サービスのプラットホーム、②自動運転の技術進歩、③車は所有しなくても良いと言う意識変化。これらが相まって、10年、20年後には、車は単なる移動の手段となり、人は車を所... -
朝の時間 (弁護士 髙木 太郎)
夏は早起きを心がけている。 夏至の近くは4時過ぎでも明るい。 空気も爽やかでとても得した気分になる。 読み残した雑誌や本を手に取ることもあるが、暑くなる前の時間帯に散歩に出る。わずか15分。目と鼻の先の公園で少し走って、背伸びなどする。 家... -
憲法を公務員に読ませよう(弁護士 高木 太郎)
埼玉総合法律事務所では、昨年、所員全員が参加する事務所会議で、憲法全文(前文ではありません)の輪読会をやりました。弁護士にとっては久しぶりで新鮮で、事務局の人の中には、まだ読んだことがなかった人もいたのではないでしょうか。 国や市町村のレ... -
働き方改革法案成立は、民主主義の危機 (弁護士 髙木 太郎)
働き方改革法案が6月29日成立した。 働き方改革と言いながら、そこに含まれている高度プロフェッショナル制度を見る限り、如何に残業代を払わずに済ませるか、という観点でしか作られていない。 法案に書かれているのは、年収1075万円程度に相当す... -
危険な無策(弁護士 髙木 太郎)
弁護士 髙木 太郎 トランプ大統領の来日で、日米首脳の間で北朝鮮政策に関し「すべての選択肢がテーブルの上にある」ことが再確認された。アメリカが北朝鮮の核攻撃施設を先制攻撃することもありうるのだ。 米統合参謀本部が「北朝鮮の核兵器を完全...