コラム-鴨田譲弁護士– category –
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コラム-鴨田譲弁護士
【コラム】高校生ロースクールを開催しました(弁護士鴨田譲)
昨年、3月と8月に2度、青年法律家協会埼玉支部主催で埼玉県内の高校生を対象とした「高校生ロースクール」というイベントを開催しました。高校生に弁護士という職業の意義ややりがいを知ってもらい今後の進路選択に役立てて頂くほか、実際の裁判の見学を通... -
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【コラム】「選挙供託金制度は必要か?」(弁護士 鴨田譲)
今年7月7日に実施された東京都知事選挙では、過去最多の56名が立候補したことでも話題になりました。これを受けて、候補者数が多すぎる、候補者数を絞るために選挙供託金の金額を引き上げるべきという意見も聞くようになりました。選挙供託金とは、選挙の... -
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【コラム】インターネット上の誹謗中傷(弁護士鴨田譲)
最近、自身あるいは自身が経営する事業がインターネット上で他人の投稿により誹謗中傷を受けているとの相談が寄せられています。この場合、まずその投稿が削除できるかを考えます。取扱いはサイトにより異なりますが、削除依頼受付のメールフォームがある... -
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【コラム】生活保護訴訟-さいたま地裁は勝訴、全国は最高裁へ-(弁護士 鴨田譲)
2014年8月にさいたま地裁に提訴をした生活保護基準引下げ違憲訴訟(埼玉訴訟)ですが、約8年半の審理を経て、2023年3月29日、原告側勝訴の判決が言い渡されました。この裁判は、国が2013年から2015年まで、3度に渡る生活扶助費の引下げを行い、この結果、... -
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【コラム】奨学金保証人訴訟(弁護士鴨田譲)
日本学生支援機構の奨学金は、借りる際に人的保証を選択した場合、連帯保証人と保証人の2人を付ける必要があります。この場合、民法上、連帯保証人は奨学金全額の支払義務を負いますが、保証人は半額しか支払義務を負いません(「分別(ぶんべつ)の利益」... -
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【コラム】生活保護引下げ違憲訴訟(弁護士鴨田譲)
2013年に強行された生活保護費引下げの取消しを求める裁判が全国各地で行われ、埼玉でも2014年から訴訟を行っています。訴訟を始めてから8年目の今年6月、生活保護利用者である原告本人の尋問が実施されました。私が尋問を担当した80代女性の方は、法廷で... -
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【コラム】 マイナンバーカード(弁護士鴨田 譲)
マイナンバーカード(法律上は「個人番号カード」といいます。以下、「カード」といいます。)は、2016年1月から交付が開始され、当初普及率は低かったものの、2021年7月には、普及率が34%に達し、国民の3人に1人がカードを持っている状態になりました。... -
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【コラム】選挙供託金違憲訴訟のご報告(弁護士鴨田 譲)
現在、我が国では、国政選挙に立候補する場合、衆議院・参議院いずれも選挙区で300万円、比例区で600万円という高額の供託金を納めなければならず、しかも、得票数が一定以下の場合には没収される制度になっています。埼玉県在住のA氏は、平成26... -
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事業者ファクタリング業者を提訴しました(弁護士 鴨田 譲)
ファクタリングとは、主に債権の売買のことをいい、例えば、A社が取引先のB社に対して1ヶ月後に返済される100万円の売掛金債権をいま80万円でC社に売買するという形で行われます。この場合、通常、A社がB社に対して、債権の売買をしたことを通知することに... -
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防災グッズの準備(弁護士 鴨田 譲)
2018年大阪地震・北海道地震、2019年北九州豪雨、2020年7月豪雨など近年自然災害が昔に比べて多く発生している気がします。自然災害に遭わなければそれに越したことはありませんが、万が一の時に備えて私も少しずつ準備をしています。 いまのところ、保存...