コラム-南木ゆう弁護士– category –
-
【コラム】演劇集団円「コウセイネン」をみて(弁護士南木ゆう)
先日、演劇集団円の舞台「コウセイネン」を観た。傷害事件を起こし実刑となった1人の青年が、仮釈放後、社会復帰の支えとなる協力雇用主や保護司との関わりの中で更生を目指す物語だ。彼を応援する人たちの心は慈悲深くて温かいが、同僚や家族、社会から... -
【コラム】不断の努力(弁護士 南木ゆう)
先日、東京都知事選挙がありました。過去最多の立候補者数ということで、選挙掲示板の枠が足りなくなった等というニュースも流れてきていましたが、私の住んでいる地区の掲示板には、候補者のポスターは数名程度しか貼られておらず、その枠のほとんどが空... -
【コラム】事務所と共に(弁護士南木ゆう)
埼玉総合が、昨年50周年を迎えました。記念式典には、たくさんの方が参加して下さり、多くの地域の方々に支えられている事務所であることや、総合事務所として果たすべき役割に、我が身を振り返り、気を引き締め直す大事な機会となりました。 式典の準備... -
【コラム】付添人活動(弁護士 南木ゆう)
少年事件における付添人活動は、成人の刑事事件の弁護活動と重なる部分もありますが、より多岐にわたります。それは、少年法の目的が、処罰ではなく「健全育成」にあり、付添人の活動の目的が、「少年の更生」の援助にあるからです。 昨今、特殊詐欺の受け... -
【コラム】男女共同参画社会へ(弁護士南木ゆう)
弁護士10年目(親になって8年目)となりました。日弁連設立当初(1950年)は、弁護士総数5,827人のうち女性はわずか6人(全体の0.1%)でしたが、2020年には弁護士総数42,164人、うち女性は8,017人(全体の19.0%)と... -
【コラム】平和について考える(弁護士南木ゆう)
毎年、8月になると否が応でも戦争のことを思い出す、唯一の被爆国である日本人は、そんな感覚の人が多いのではないでしょうか。 私も、戦時中小学校の教師をしていた亡祖母から、空襲の話や学童疎開の話を繰り返し聞きました。また、修学旅行で広島に行... -
【コラム】 ワーク・ライフ・バランス(弁護士南木 ゆう)
ワーク・ライフ・バランスとは、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動などの「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のことです。内閣府の調査では、既婚・独身問わず、男女ともに、ワーク・ライフ・バランス... -
【コラム】離婚事件(弁護士南木 ゆう)
弁護士になって様々な事件に携わらせて頂いていますが、私が女性だということもあり、女性側からの離婚事件をご依頼頂くことが多いです。 社会に目を向けると、教育の場面で、入学試験に男女の合格点の差が設けられていたり、婚姻においては、夫婦同姓を強... -
withコロナの子どもたち(弁護士 南木 ゆう)
いつも保育園のお迎え時間ギリギリにダッシュで滑り込むので、5歳の娘からは「最後の一人になるのは嫌だ。」となじられていました。そこで昨年は目標を「計画的に」と定めて、余裕を持ってお迎えに行こうキャンペーンに取り組んできました。しかし、思い... -
コロナ自粛下からみえた子育て世代の問題(弁護士 南木 ゆう)
新型コロナウイルスの感染拡大で、様々な社会活動に影響が出ていますが、働きながら子育てをしている世代は、何より保育園、幼稚園、小学校が自粛となったことが大変だったと思います。徐々にですが再開し始めて、一息つかれているご家庭も多いと思います...
12