コラム-竹内和正弁護士– category –
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【コラム】生きているうちに解決を(弁護士竹内和正)
建設アスベスト訴訟は、昨年5月、最高裁によって原告勝訴の判決が言い渡されました。国は最高裁での敗訴を受け、被害者に賠償するための給付金法を成立させた上で、支払いを開始しています。しかし、国からの給付は被害額の半分に過ぎず、アスベストが含ま... -
【コラム】 研修に行きたい(弁護士竹内 和正)
次々に変化する法律や新しい裁判例に対応するため、また研究すべき問題について情報を共有するために、弁護士業界では多くの研修会が開かれます。僕も弁護士になってから、たくさんの場所に研修に行きました。北は北海道、南は沖縄まで日本中を飛び回り、... -
【コラム】アスベスト被害の解決を(弁護士竹内 和正)
令和3年5月17日、アスベスト被害に遭われた建設職人が、アスベスト建材を販売した企業とそれを規制しなかった国を被告として訴えた「建設アスベスト訴訟」について、最高裁は、国と一部の企業の責任を認め、原告勝訴の判決を言い渡しました。提訴から13年... -
アスベスト被害の解決を(弁護士 竹内 和正)
アスベストによる被害に遭われた建設職人の方が、アスベストの危険性を知りながらアスベスト建材を販売した企業と、それを規制しなかった国を訴えた「建設アスベスト訴訟」が全国各地で争われています。 そして、同訴訟において重要な判決が、2020年8... -
ウェブ会議の実感(弁護士 竹内 和正)
新型コロナウイルスの関係で、会議や打ち合わせがネット上で行われるようになっています。スマートフォンにインストールした会議用のZOOMにアクセスし、ブルートゥースを接続したワイヤレスイヤホンをはめて移動しながら会議に参加したときは未来がき... -
SNSとの距離感(弁護士 竹内 和正)
SNSがよくわかりません。それぞれの区別もあいまいです。なんか、つぶやいたり、自己紹介したり、写真をみせたりするんですよね。ハッシュタグって、なんでしょうか。僕にもついていますか?動画を投稿したら僕もユーチューバーですか?そもそもユーチュー... -
民法改正 消滅時効 (弁護士 竹内 和正)
①一般債権について 債権の消滅時効における原則的な時効期間及び起算点は、債権者が「権利を行使することができることを知った時」(主観的な起算点)から「5年間」、又は債権者が「権利を行使することができる時」(客観的な起算点)から「10年間」行... -
石橋を叩いて渡る (弁護士 竹内 和正)
昨年は、なんだか、これまでに正面から向き合えずにこなしてしまった仕事が、利子をつけてもどってきたような1年でした。トラブルがおこるたびに、してこなかったり、できなかったりしたことに、一つ一つ向き合うことになった気がします。 矢面に立たない... -
ちゃんと走れメロス(弁護士 竹内 和正)
弁護士 竹内 和正 竹内も激怒していた。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意したわけではない。 ただ、もう絶対来年はマラソンを走らないぞと決意していた。健康のためにはじめたマラソンだ。 でも、走るたびに思う。フルマラソンは不健康... -
アスベスト被害の賠償制度について(弁護士 竹内 和正)
弁護士 竹内 和正 平成26年10月9日の最高裁判決を受けて、国は、アスベスト工場等の元労働者の健康被害に対し、一定の要件を満たせば裁判上の和解をした上で賠償金を支払う制度を創設しました。 しかし、この制度に基づいて請求をしたのは、全国で...
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