コラム– category –
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いくつかの公序良俗違反事件(弁護士 猪股 正)
公序良俗違反(民法90条)は要件が抽象的・包括的であることもあり、主張・立証のハードルは高く、公序良俗違反の主張をする事件は“負け筋”だと言われることもある。振り返れば、いくつかの事件がある。当事者、同期、同僚はじめ多くの仲間と力を合わ... -
反貧困全国集会2021集会宣言「生きてくれ」-コロナと貧困-
2021年4月4日(日)、反貧困ネットワーク主催の「反貧困全国集会2021」が開催されました。2007年にスタートして以来、14年目となります。 全国の地域での取組、ひとり親・女性・非正規雇用・学生・外国人など、当事者や支援の現場から... -
事務所ニュース 2021年新年号 巻頭挨拶(弁護士 佐渡島 啓)
昨年はコロナ禍に見舞われた一年でした。皆様、様々な影響や制限を受けた生活を強いられてきたものと思いますし、医療従事者など現場で奮闘されている方々は私たちの想像を超えたご苦労が続いていると思います。改めて敬意を表します。当事務所でも、相談... -
アスベスト被害の解決を(弁護士 竹内 和正)
アスベストによる被害に遭われた建設職人の方が、アスベストの危険性を知りながらアスベスト建材を販売した企業と、それを規制しなかった国を訴えた「建設アスベスト訴訟」が全国各地で争われています。 そして、同訴訟において重要な判決が、2020年8... -
生活保護基準引下げ違憲訴訟 ~いよいよ原告本人尋問~(弁護士 古城 英俊)
2013年8月から3回に分けて生活扶助基準が引下げられたことは、生活保護利用者の健康で文化的な最低限度の生活を侵害するものであり違憲だとして、2014年8月、減額処分の取消しと損害賠償を求める訴訟を提起しました(原告34名)。 全国29の... -
事業者ファクタリング業者を提訴しました(弁護士 鴨田 譲)
ファクタリングとは、主に債権の売買のことをいい、例えば、A社が取引先のB社に対して1ヶ月後に返済される100万円の売掛金債権をいま80万円でC社に売買するという形で行われます。この場合、通常、A社がB社に対して、債権の売買をしたことを通知することに... -
withコロナの子どもたち(弁護士 南木 ゆう)
いつも保育園のお迎え時間ギリギリにダッシュで滑り込むので、5歳の娘からは「最後の一人になるのは嫌だ。」となじられていました。そこで昨年は目標を「計画的に」と定めて、余裕を持ってお迎えに行こうキャンペーンに取り組んできました。しかし、思い... -
やはり生(ナマ)がいい(弁護士 牧野 丘)
新型の感染症が登場するとこういう世の中になってしまうとは予想できませんでした。「人との接触を8割減らす」から始まり、生活様式がガラッと変わってしまいました。裁判所の開廷ペースなどもまだ元に戻ったとは言えません。 多くの会議がリモー... -
コロナの日々で思ったこと(弁護士 月岡 朗)
2020年11月に、埼玉弁護士会において、奈良県の佐々木育子弁護士を講師にお招きして、任意後見契約とホームロイヤーに関するセミナーを開催しました。 セミナーの中で、ある老人ホームが、入居する高齢者に対して「あなたは私の大切な人です。」「あなたが... -
みんなで育てる(弁護士 谷川 生子)
昨年11月、「働くこと」をテーマにした子ども向けのイベントに参加しました。小学生~高校生までの子ども達に、働くときの基本的なルールを知ってもらい、実際に様々な分野で働く人と接することで、仕事の理想や未来の自分が働くイメージをもってもらお...