コラム– category –
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【コラム】昔の話を聞くこと(弁護士月岡朗)
ご高齢の方との任意後見契約をすることで、ご高齢の方とお会いして、その人のこれまでの半生を伺うこともあります。その時に、ご経験された戦時中の状況のお話を聞くことがあります。私にとって、戦争といえば、依頼者であるご高齢の方から教えていただい... -
【コラム】生きているうちに解決を(弁護士竹内和正)
建設アスベスト訴訟は、昨年5月、最高裁によって原告勝訴の判決が言い渡されました。国は最高裁での敗訴を受け、被害者に賠償するための給付金法を成立させた上で、支払いを開始しています。しかし、国からの給付は被害額の半分に過ぎず、アスベストが含ま... -
【コラム】追悼 宮澤先生との思い出を振り返る(弁護士谷川生子)
宮澤先生とご一緒した期間の短かった私が先生のことを書くのは僭越ですが、短いながらも先生と共同で事件を担当したことや、所内のイベント、飲み会で同席できたことは、私にとって貴重な経験でした。共同受任した勝ち筋の事件で「こりゃあ、儲かるぞ!ハ... -
【コラム】会計年度任用職員(弁護士佐渡島啓)
今年二月、司法修習生に公務員の労働問題について講義する機会がありました。この中のテーマの一つが、近年問題となっている公務員の非正規労働でした。全国平均では地方公務員の約三人に一人が非正規、財政的に厳しい自治体では約二人に一人が非正規のと... -
【コラム】事務所ニュース 2022年夏号 巻頭挨拶(弁護士伊須慎一郎)
ロシアのウクライナ侵攻を受け、日本国内でも憲法9条改正論が活発化し、世論調査でも防衛力強化に6割以上賛成という結果が出ています。日本が軍事優先の「普通」の国に変わるかどうかの瀬戸際です。参議院選挙の結果次第では、「普通」の国に変わること... -
【コラム】絶望のとなりに(弁護士猪股正)
早いもので、もうすぐ17回忌である。先日久しぶりにご両親と手紙のやりとりをした。お元気そうでよかった。 南紀八木尾谷の沢登り、焚き火で「氷雨」を唄っていた。八甲田山から十和田湖へ、厳冬期の1週間の雪洞山行。雪が降り積もる大湊の駅の駐輪場での... -
【コラム】埼玉弁護士会会長の任期を終えて(弁護士高木太郎)
3月末任期満了、任期はわずか1年なのですが、「毎日が弁護士会活動」の1年でした。その中から憲法と平和の課題を紹介します。埼玉弁護士会は、2014年から「『安保関連法』廃止!集団的自衛権の行使容認の『閣議決定』撤回を求めるオール埼玉総行動... -
【コラム】追悼 宮澤先生との思い出を振り返る(弁護士牧野丘)
ご幼少時代のことも含めた宮澤先生の足跡を1冊の書籍「心礎を築く・・・私たちの宮澤洋夫先生」にまとめることができたのは、本当によかったと安堵している。事務所挙げての取り組みで、既に90歳の年齢を超えていた先生の期待の圧を感じながら、全所員... -
【コラム】追悼 宮澤先生との思い出を振り返る(弁護士梶山敏雄)
2022年2月22日の2の並ぶ日に宮沢洋夫弁護士が、東日本大震災と同じ日の3月11日に元事務所所属の城口順二弁護士がと、我が事務所の礎を築いた両先生が相次いでお亡くなりになりました。亡くなる日のことまで私達にしっかりと記憶させる先生達で... -
雑誌「世界」8月号「東京電力11年の変節 第1回 被災者への攻撃」
2011年3月、原発事故から逃れて数千人の人がさいたまスーパーアリーナに避難されてきました。毎日、スーパーアリーナに通い、旧騎西高校などにも通い相談活動などを行いました。あの光景、あの日々を忘れません。 事故後、東京電力は「3つの誓い」を掲げま...