コラム– category –
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初心忘るべからず(弁護士 髙木 太郎)
弁護士 髙木 太郎 事務所開設40周年ということで、自分の入所時の事務所ニュースを振り返ってみました。91年7月号です。新人挨拶で、弁護士になった動機について、「東京電力の思想差別事件で闘っている当事者の方からお話を聞いた際に、屈辱と大変... -
初接見の思い出(弁護士 佐渡島 啓)
弁護士 佐渡島 啓 確か、埼玉総合法律事務所に入所してまだ一週間経っていなかったと思う。先輩弁護士に走り書きしたメモを渡され、依頼者の関係者が警察に逮捕されたからすぐに行ってきてくれと。幸手警察 場所を確認するために幸手警察のホームページ... -
事務所と私(弁護士 谷川 生子)
弁護士 谷川 生子 入所して早くも5年が経ちました。弁護士1年目は、刑事事件でヘトヘトになった記憶があります。数の多さもさることながら、責任能力や故意を争う事件など、内容的に濃いものが集中していました。気難しい被疑者と接見室で怒鳴り合った... -
たくさんの経験と感謝(弁護士 竹内 和正)
弁護士 竹内 和正 事務所に入所して僕にはじめて与えられた仕事は、当日の朝にはじめて申立書を渡された集団解雇事件について、栃木県庁で記者会見をしてくるというものでした。弁護士は僕ひとりです。「ただ座っていればいいから。」という先輩弁護士の... -
法テラスにいて考えたこと(弁護士 牧野 丘)
弁護士 牧野 丘 いま、法テラス埼玉の副所長の任にあります。主に法律扶助が担当です。この仕事をしていると、まだまだ弁護士などの法律家が社会の需要に応えきれていないことを知ります。確かに弁護士人口は増大の一途で、新人弁護士の就職難は、社会問... -
あきらめず粘り強く現場での取組を続けること(弁護士 猪股 正)
弁護士 猪股 正 事務所40周年の長い歴史の一コマ。4年前、派遣切りの嵐が吹き荒れ、リーマンショックがあった2008年。私たちは、12月24日、全国で連携して年越し電話相談会を実施した。埼玉では、埼玉総合法律事務所の会議室に、臨時電話を1... -
支え(弁護士 月岡 朗)
弁護士 月岡 朗 この写真は、私が弁護士を目指して勉強をしていた頃の写真です。 左側の浴衣を着ているのが私です。目はうつろ、髪はボサボサで、いかにも受験生です。 右側の大仏の仮面をかぶった方は、今は埼玉の弁護士の方です。受験勉強中にこの写真... -
橋下市長を叱る(弁護士 牧野 丘)
弁護士 牧野 丘 恥を承知で相当口はばったいことを書きます。 何でも序列をつけたがるこの世のなかで、私はなるべく順位にこだわらず、1番になることはむしろ望まずに生きてきたように思います。 決して人を追い抜かず出し抜かず、おもねらず、地位や役... -
自殺へと追い込まれる国(弁護士 猪股 正)
弁護士 猪股 正 1 東尋坊 福井県の東尋坊は、日本海に面して切り立った断崖であり、過去30年間で650人が亡くなっている自殺多発地帯だ。岩場の最先端まで誰でも行くことができ、下をのぞくと目がくらむような場所だ。 先日、東尋坊で自殺防止の取組を... -
サクラサイト詐欺(弁護士 竹内 和正)
弁護士 竹内 和正 「サクラサイト詐欺」という言葉をご存じでしょうか? 「サクラサイト詐欺」とは,交際相手を探しているように装って,メールの相手に大金を渡したい大富豪を装って,有名人を装って,サイト業者の準備した「サクラ」がメールのやりと...