暑さと健康(弁護士 竹内 和正)

弁護士 竹内 和正

竹内も激怒した。なんとか涼しいところに避難しなくてはと決意した。竹内には政治がわからぬ。けれども,暑さに対しては,人一倍に敏感であった(「走れメロス」より抜粋。)。

・・・さて,暑い日が続いていますが,いかがお過ごしでしょうか。体調を崩してはいないでしょうか。僕は体調を崩して入院しました(もう大丈夫です)。初日から売店に入り浸る不良患者でした。

本当に,年々,気温が高くなっていくような気がしています。腹が立ちますね。なんでこんなに暑いんだろう。住みづらい,もはや日本は住みづらいですよ。

間違いなく,小学生の頃は今よりも涼しかったし(夏でも30℃を超える日なんてあまりなかった気がします。),ここ5年くらいでぐっと気温があがってきている気もします。

高校生の頃だってそうですよ。京浜東北線に乗りながら毎日眺めていた,気温を表示する電光掲示板の表示が30℃を超えていただけで,これからこの気温の中で,グラウンドを所狭しとかけまわるのかと絶望したものです。

それがなんですか。今,30℃なんて言ったら,ちょっと涼しいじゃないですか。なんですか,なにかの陰謀ですか!

・・・興奮すればするほど暑く感じてしまいますね。

「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の精神にはまだまだ至ることができません。そして,夏が暑くなかったら,それはそれで不満ですよね。いずれにせよ,暑い日々は,体調に気をつけ,冷静に,健やかに,そしてできればにこやかに,生活していきたいですね。

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