コラム– category –
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プラチナタウン(弁護士 梶山 敏雄)
弁護士 梶山 敏雄 近ごろとみに乱読の傾向が強まり、脈絡なく手当たり次第の読書ですが、楡周平(にれしゅうへい)という作家の「プラチナタウン」が痛快でした。昨年一世を風靡した「倍返し」の池井戸潤とは又ひと味違います。 出世街道を外された大手... -
報道の自由(弁護士 伊藤 明生)
弁護士 伊藤 明生 日本国憲法21条1項。 「集会,結社及び弁論,出版その他の一切の表現の自由は,これを保障する」。 自民党が在京各テレビ局に,選挙報道の内容について細かく要請する文書を,昨年11月20日に出していたことが27日にわかったとの報道が,... -
マララ・ユスフザイさんと憲法9条を守る活動(弁護士 伊須 慎一郎)
弁護士 伊須 慎一郎 マララさんがノーベル平和賞を受賞した際のスピーチを、みなさんは読まれたでしょうか。マララさんはタリバン支配下で学校に行くことが許されていませんでした。 しかし、マララさんは学校に行って学んで夢を叶えたかった。 マララさ... -
憲法と人権を考える市民のつどい「なぜ、今『集団的自衛権』なのか」(弁護士 谷川 生子)
埼玉総合法律事務所 谷川生子 平成26年4月9日(水)、埼玉弁護士会主催で集団的自衛権をテーマにした市民集会が開かれました。 昨年12月に開催した「なぜ、今『国防軍』なのか」と題する市民集会の第2弾です。ゲストとして、昨年12月の市民集会... -
埼玉弁護士会 副会長就任にあたり(弁護士 伊須 慎一郎)
弁護士 伊須 慎一郎 平成26年度埼玉弁護士会副会長を担当させていただくことになりました。修習期は55期です。 これまで、埼玉弁護士会の会務は、市民集会実行委員会に時々顔を出す程度でしたので、ほとんど会内の運営状況・実態を知らず、果たして... -
創立40周年のつどい(弁護士 牧野 丘)
弁護士 牧野 丘 2013年5月、埼玉総合法律事務所は、創立40周年を迎えました。同時に、創立者の宮澤洋夫が米寿を迎え、当事務所では約1年前から記念行事の準備を進めてきました。 その柱は、宮澤の米寿に合わせ、ゆかりの皆さまをお招きしての集... -
生活保護基準引き下げ反対(弁護士 古城 英俊)
弁護士 古城 英俊 昨年8月に生活保護の基準が引き下げられました。 今年の4月、来年の4月に同様の引き下げが予定されています。この引き下げによって、生活保護費が平均6.5%、最大10%引き下げられる予定です。 生活保護は、憲法25条の生存権保障の... -
仁川地方弁護士会(弁護士 佐渡島 啓)
弁護士 佐渡島 啓 昨年10月、埼玉弁護士会のメンバー約20名で、会と姉妹提携をしている韓国・仁川地方弁護士会を訪問した。 2泊3日のスケジュールでは、片言の英語と焼酎入りビールの一気飲みで盛大に盛り上がった宴会だけでなく、両国でトピック... -
埼玉奨学金問題ネットワークを設立しました(弁護士 鴨田 譲)
弁護士 鴨田 譲 大学の学費が高騰する一方、家計の収入は減少し、今や大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用するほど大学進学に果たす奨学金の役割は大きくなりました。 しかし、現在、就職難や低賃金・不安定雇用の拡大によって大学を卒業し... -
詐欺の撃退法(弁護士 竹内 和正)
弁護士 竹内 和正 「オレオレ詐欺」「母さん助けて詐欺」「サクラサイト詐欺」「振り込め詐欺」「買え買え詐欺」「劇場型詐欺」「カニカニ詐欺」等々(総称して「特殊詐欺」と言われたりします。)、近年、詐欺は手をかえ品をかえ、被害を拡大し続けてい...