自由を守るための希望とは?(弁護士 伊須 慎一郎)

弁護士 伊須 慎一郎

2015年11月26日、埼玉弁護士会は、憲法学者の樋口陽一先生をお招きして、なぜ、個人が尊重される自由な社会が大事なのか、憲法の観点からご講演いただきました。樋口先生のお話しの中で印象に残った次の言葉があります。

「安全のために自由を犠牲にすると、自由だけでなく、安全も失うことになる」

「連帯を求めて孤立をおそれず」ではなく「個に徹しつつ連帯をおそれず」

「自由を守るための希望は、私(樋口先生)やあなた(伊須のこと)にある」

個人主義(自由)は、利己主義ではなく、1人1人の個人を大事にする多様性を認める社会であり、あらゆる格差や、弱者への容赦のない攻撃を許さないフェアな社会を築く土台になります。
その自由な社会を守るための希望が私自身にあるのだと樋口先生に教えていただき、何だか感動しました。
樋口先生、ありがとうございます。

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