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最低限の生活保障を(弁護士 古城 英俊)
弁護士 古城 英俊 昨年、生活保護の停止決定の取消しを求めた訴訟の第一審(さいたま地裁)で停止決定が取り消されました。 保護を停止されると受給者は生きていくことができなくなるような事案だっただけに、判決を聞いてほっとしました。 しかし、被告... -
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高齢化社会の次に来るものは…(弁護士 梶山 敏雄)
弁護士 梶山 敏雄 1年前の事務所ニュースで「プラチナタウン」という、高齢化社会を逆手に取り老人の街建設を誘致することで自治体を生き返らせるという小説を紹介しました。 その続編で、今度は高齢老人そのものが急速に減少する2~30年後の日本が... -
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憲法ミュージカル効果(弁護士 牧野 丘)
弁護士 牧野 丘 憲法をテーマにしたミュージカルを10年間にわたり上演する仕事に取り組み、その当時、それはそれは大きな時間を割いていました。 出演者を市民から公募し、プロスタッフが美しい舞台に仕上げ、5万人を超える人々に観ていただきました。 ... -
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安全配慮義務(弁護士 佐渡島 啓)
弁護士 佐渡島 啓 昨年10月、とある企業内研修会で、安全配慮義務をテーマに講演をしてきました。 安全配慮義務とは、職場における労働者の安全と健康を確保する使用者の義務のことです。 例えば、業務中の転落事故で労働者が怪我をした場合、労災保険... -
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リース被害研究会@福井(弁護士 月岡 朗)
弁護士 月岡 朗 去る11月21日に福井弁護士会館にてリース被害研究会が開催されました。 そもそも悪質リース被害とは、典型的には、複合機や電話機等のリースを受けていた事業主のもとに、販売業者が訪れ、「従前のリース料よりも安くなる。」等と言... -
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若者から若者への手紙 1945←2015(弁護士 南木 ゆう)
弁護士 南木 ゆう 戦後70年、戦争を体験した方から直接話を聞くことのできる機会は減ってきました。 92歳の私の祖母も、数年前から痴ほうが進み、現在ではほとんど会話もできません。 元気なうちにもっと話を聞いておけばよかったなぁと後悔していました... -
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住宅扶助費も減額に・・(弁護士 鴨田 譲)
弁護士 鴨田 譲 2013年から生活保護費のうちの生活扶助費が引き下げられ、現在さいたま地裁を含む全国各地の裁判所でその引下げの違憲性が争われています。 そして、昨年7月、今度は家賃に相当する住宅扶助費が引き下げられました。 引下げの金額は地域... -
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新年の抱負(弁護士 竹内 和正)
弁護士 竹内 和正 いつからか仕事を言い訳に、たくさんのものを手放したり、あきらめたりするようになってしまった気がしています。 10代の僕は、今の僕よりももっと強欲で、もっと自分に期待していました。もう少し格好いい大人になっている予定だっ... -
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他者との対話(弁護士 谷川 生子)
埼玉総合法律事務所 谷川生子 原発事故後、福島から避難してきた依頼者のいる加須市に定期的に行っています。 騎西高校で避難生活をしていた頃からのおつきあいですが、あれから4年、落ち着いてきたとはいえ、今も故郷を想う気持に変わりはありません。 ... -
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日本労働弁護団幹事長を退任しました(弁護士 髙木 太郎)
弁護士 髙木 太郎 日本労働弁護団の幹事長を11月7日の水上での総会で退任しました。 2年間の任期でしたが、安倍内閣の労働法制「破壊」の動きと重なり、集会をやったり、国会に行ったりに明け暮れました。 中でも今年5月14日、日比谷野外音楽堂で...