今週の埼玉総合– category –
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【コラム】親なき後(弁護士 月岡朗)
2023年6月2日と6月26日の2日間で、日本弁護士会連合会と埼玉弁護士会の共催で、「親なき後について、弁護士とともに考える」とのセミナーを実施しました。 障害のあるお子様をお持ちの親御様にとって、将来、自分が亡くなった後のことは大変重要... -
【コラム】ドキュメンタリー映画『教育と愛国』を観て(弁護士 谷川生子)
今年4月の埼玉弁護士会主催「憲法と人権を考える市民の集い」は、ドキュメンタリー映画「教育と愛国」(斉加尚代監督)の上映会でした。戦後、教育と政治は一線を画してきたはずですが、教科書検定制度等を通じてじわりじわりと政治が教育に介入し、その... -
【コラム】労働局での調停手続(弁護士 佐渡島啓)
パワハラ防止措置(相談窓口の設置など)が全事業主で義務化されてから1年以上になりますが、パワハラに関する法律相談は残念ながら減っていません。上司や同僚から被害を受けている、加害者として訴えられてしまったといった相談はもちろんですが、顧問... -
【コラム】中央線が直線であることを考える、その心(弁護士 猪股正)
ソースからずっしりと重い本が突然届いた。手紙は付いていない。巻末の著者「主要業績」を見る。難しそうな論文が並ぶ。「中央線が直線であることの植民地主義的な意味-社会科・地歴教材開発の観点から」。ソースらしくておかしい。確かに、地図を見ると... -
【コラム】最近、つらつらと(弁護士 髙木太郎)
長女の夫は、仕事から帰ると、1歳の娘をずっと抱いて面倒を見ている。次女の夫は、送別会に2歳の息子を連れてベビーカーででかける。私たちの世代は口では男女平等を言っても、彼らにはとてもかなわない。80年代、ゲイの人をネタにしたギャグに何の抵... -
【コラム】調停制度100年(弁護士 牧野丘)
昨年6月から埼玉調停協会連合会の会長の任にあります。 昨年は調停制度がわが国で始まってから100年を迎え、最高裁や日本調停協会連合会では、昨年9月以降、今年に至るまで様々な記念行事が行われていました。コロナ禍にも関わらず、シンポジウムや記... -
【コラム】希望が持てる社会に(弁護士 梶山敏雄)
事件は世相を映すと言います。人が一生で一度あるかどうかという出来事を常に扱う弁護士でも、昨今発生する事件を見ると、昔では到底考えることもできなかった事件が起こっています。 海外からSNSを駆使して犯罪を指示する、白昼堂々と目撃者多数の面前... -
【コラム】事務所ニュース 2023年夏号 巻頭挨拶(弁護士伊須慎一郎)
警視庁や厚生労働省によると、2022年の自殺者のうち、奨学金の返済を苦にして自殺したと考えられる人が10人いたということです。学ぶことが、これほど難しくなっている国に未来はあるのでしょうか。事務所の鴨田譲弁護士が、貸与型奨学金の返済に苦... -
管理職向けのパワハラ研修会 (弁護士 佐渡島啓)
先日、県内の企業で管理職向けのパワハラ研修の講師を務めてきました。 部下をもつ管理職からすれば、状況によっては厳しい態度で指導や注意をすべき場面もあります。 しかし、パワハラだと言われないためには部下とどう接したらいいのか、いっそのこと部... -
日本労働弁護団関ブロ春の学習会@須坂温泉古城荘に行ってきました(弁護士深谷直史)
毎年の恒例の、日本労働弁護団関東ブロック春の学習会へ参加してきました。今回は、長野県の須坂温泉にあります古城荘での開催になりました。 今年の学習会の大きな目玉は、旬報法律事務所の鴨田哲郎先生ご講演の、「労働組合のい・ろ・は」です。先生のご...