今週の埼玉総合– category –
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今週の埼玉総合
「連帯」とは?(弁護士 髙木 太郎)
労働弁護団などでお世話になっている豊川義明先生が、日本評論社から「現代労働法論~開かれた法との対話」を出された。まだ、最初の方しか読んでいないが、「連帯」という概念を手段的なものではなく、人々がこれを求めるもの、実体的な権利として、論述... -
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【コラム】生活保護訴訟-さいたま地裁は勝訴、全国は最高裁へ-(弁護士 鴨田譲)
2014年8月にさいたま地裁に提訴をした生活保護基準引下げ違憲訴訟(埼玉訴訟)ですが、約8年半の審理を経て、2023年3月29日、原告側勝訴の判決が言い渡されました。この裁判は、国が2013年から2015年まで、3度に渡る生活扶助費の引下げを行い、この結果、... -
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草の名は(弁護士 鴨田譲)
先日生まれたばかりと思っていた娘もはやいもので1歳になりました。いまでは靴を履いて外を歩いています。 外を歩くとすぐにしゃがんで花や草を触ります。「これは花だよ、これは草だよ」と私は教えてあげます。 「これは花だよ、これは草だよ・・・・」... -
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弁護士作家の小説(弁護士 宮本 澄香)
こんにちは、趣味は概ねインドア系の弁護士宮本です。 インドア系趣味の筆頭といえば読書(?)ですが、最近中々活字をゆっくり読む時間も取れずにいます。時間ができたとしても読むのは結局仕事関係の本になってしまい、読みたい小説はどんどん積読本化し... -
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青法協全国総会@熊本(弁護士 深谷 直史)
今年の青年法律家協会全国総会は熊本で開かれました。ハンセン病患者差別問題、水俣病の問題などを議論し、知見を深めてきました。これらの問題は、決して過去のものではありません。社会に根深く存在する差別や人権侵害を解消するためにも、過ちを決して... -
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カタツムリ(弁護士 南木 ゆう)
梅雨の訪れとともに我が家にカタツムリがやって来ました。カタツムリは、雨上がりに出没するので、子供たちの帰宅が雨上がりの時間帯と重なるたびに一匹ずつ増えています。毎日の餌やり、お家の掃除、適度な湿度管理と朝の家事が増えて忙しくなりましたが... -
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今は、ピーマンを育てている。(弁護士 竹内 和正)
自宅のプランターで花や野菜、ハーブなどを育てています。自然に囲まれてはいないが決して都会でもない場所で生まれ育った似非シティーボーイは、突然生えてくるキノコにおびえ、びっしりはりついたアブラムシを前に途方にくれながらも、毎年しつこく孤独... -
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「衛生推進者」(弁護士 佐渡島 啓)
先月、副理事長を務めている「働くもののいのちと健康を守る埼玉センター」の総会を開催しました。この中の記念講演で、衛生推進者として活動する中学校の教員の方のお話をうかがいました。衛生推進者とは、50名未満の労働者が働く中小規模事業場の安全衛... -
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サイレンススズカ(弁護士 伊須 慎一郎)
第90回日本ダービーは、2番人気のスキルヴィングが、本来の走りを見せることなく、17着で入選後、コース上で倒れ、急性心不全で亡くなった。1998年秋の天皇賞で、左前脚の粉砕骨折でレースを中止し、その後、安楽死の処置が取られたサイレンスス... -
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ああ上野駅 (弁護士 梶山 敏雄)
中卒で会津から上京し、比較的若くして独立して印刷業を営み、私が昭和41年に大学進学した後も父親代わりで面倒をみてもらっていた兄が、83才になり廃業するということや、私の弟(高校の後輩で弟みたいに付き合っていた)が今年の1月に亡くなった供...