弁護士作家の小説(弁護士 宮本 澄香)

こんにちは、趣味は概ねインドア系の弁護宮本です。

インドア系趣味の筆頭といえば読書(?)ですが、最近中々活字をゆっくり読む時間も取れずにいます。
時間ができたとしても読むのは結局仕事関係の本になってしまい、読みたい小説はどんどん積読本化していっている状態です…。

司法修習生だった去年は割と時間が取れたため、弁護士資格を持つ小説家の作品をテーマに何冊か読んでいました。
日本人作家だと、新川帆立五十嵐律人、海外作家だとケン・リュウや、フェルディナント・フォン・シーラッハ等でしょうか(敬称略)。

特にシーラッハは作者自身がベテラン刑事弁護人ということもあってか、多くの短編が刑事事件を題材にしているのですが、
自分も刑事事件を扱うようになった今読み返してみると、思わず頷いてしまう部分も多いです。
全体的に登場人物の心理描写が少なく、事実を時系列に沿って淡々と並べていくような筆致も法律家らしくて面白いなと思います。
題材が題材だけに読後感が良いとはいえない小編もありますが、刑事事件に興味のある方は是非読んでみてくださいね。

弁護士 宮本 澄香

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