ああ上野駅 (弁護士 梶山 敏雄)

中卒で会津から上京し、比較的若くして独立して印刷業を営み、私が昭和41年に大学進学した後も父親代わりで面倒をみてもらっていた兄が、83才になり廃業するということや、私の弟(高校の後輩で弟みたいに付き合っていた)が今年の1月に亡くなった供養も兼ねて、私夫婦、兄夫婦、兄の子供ら夫婦など10人で上野のある店で慰労会をやりました。
兄夫婦は子供3人ですが、孫やひ孫を入れると30人を超える大家族であり、このご時世に、少子化対策に大変寄与しており、うらやましい限りです。
久しぶりの上野での飲食でしたが、連休中の5月5日であり、コロナ規制解除間近で上野界隈はどの道路沿いも昼からの酒盛りグループで大混雑でした。
我々の時代、東北出身者の社会人生活の始まりは上野駅であり、そうした昔話やそれぞれの近況報告であっという間の時間でしたが、私も含めて何があってもおかしくない年齢にさしかかっており、無駄に飲まないで時間を大事にしたいと思っています。

弁護士 梶山 敏雄

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