【コラム】「梶山・牧野対談」編集後記(弁護士深谷直史)

昨年11月17日に、埼玉総合法律事務所創立50周年記念パーティーが盛大に開かれました。弁護士会自由法曹団労働弁護団・顧問先など、大勢の方々に列席いただき、埼玉総合の伝統の重みを感じました。これからの10年20年と埼玉総合の役割を全うすべく、私も頑張ろうと気持ちを新たにした次第です。
創立50周年ということで、記念紙の作成も行いました。50年の歴史は厚く長く、今後の事務所の展望も語るなど、内容も盛り沢山となっておりますので、ぜひ読んでいただきたいです。
私は、巻末の「梶山牧野対談」企画のインタビュー・編集を担当しました。インタビューを通じて、「聞く力」の大切さを痛感しました。話を引き出すには、インタビュアーも知識を入れておかねばなりません。過去の事務所ニュースや『心礎を築く』に目を通し、事務所の歴史や両先生の生い立ちを知るなど、準備の方が大変でした。口先だけのテクニックではなく、裏打ちされた知識や事前の準備が、「聞く力」を育むことになるのだと感じました。
普段から寡黙な大重鎮のお二人から話を引き出すのは非常に緊張しましたが、宮澤先生・城口先生との思い出や未来の埼玉総合について、喜んで話してくださり、インタビューは大成功。入念な準備や、インタビュー中に日本酒を差入れしたことが、功を奏したと思っています。中には、とても記念誌には書けないような話も聞いてしまいました。「聞く力」もほどほどにしないといけないなと思いました。

弁護士 深谷 直史

(事務所ニュース・2024年新年号掲載)

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