１１月１７日午後６時から、浦和区のロイヤルパインズホテルにて、当事務所の開設５０周年記念式典を開催させていただきました。
事務所にゆかりの深い各界の皆さま約２４０名にお集まりいただき、盛大に開催することができました。心より御礼を申し上げます。本来であればこの数倍の方々にお声かけをするべきだったのですが、会場や予算の都合から、一部の方にとどめざるを得ませんでした。誠に申し訳ありません。
同時に、５０周年記念誌を作成し、皆様にお配りしてご披露しました。
私たちとしては、ご来場の皆様に、当事務所が歩んできた足跡を共にたどりながら、未来へ向けた決意と覚悟をお示しすることを目的として開きましたが、同時に、お集まりいただいた皆様同士が旧交を暖め、さらには新たな交流の場としても活かしていただきたいと考えておりました。それがまた当事務所から皆様への謝意の表し方にもなると考えた次第です。ご歓談いただきつつ、当事務所の歴史などを披露するために、動画を含めた画像をふんだんに利用することとし準備しました。最後には、事務所の未来を描く若手弁護士による寸劇も演じてみました。
およそ１年前から始めた準備作業でした。今回の企画がイベント開催で終わることのないように、５０年の歴史を所員全体の共通認識にする学習に始まり、毎月の事務所会議の際には、おのおのの弁護士による振り返りのスピーチも行いました。とても得がたい機会になりました。
課題は、皆様から寄せられた長年にわたるご厚情や、今回、いただいた数多くの叱咤激励を糧に、この事務所をどうするかだと思います。人数が多いというだけの集団事務所ではなく、個性を持った意義ある事務所にするためにはどうするか。
おいしい野菜は、優れた畑でしか育ちません。どんなに優良な種をまいても、痩せた畑に良い実はなりません。畑を作るのは、野菜を作る私たち自身です。これまでの遺産の上に安住することなく、優れた畑であり続けるよう、私たち所員一同、各々の感性と能力を磨きつつ、いつでも事務所全体のことに目配り気配りを効かせながら、励んでいかなければならないと考えています。そんな気持ちにさせていただいた会でした。
