総合ニュース– category –
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生きがいを探せる国 (弁護士 猪股 正)
先日、早稲田大学人間科学学術院の辻内琢也教授のゼミの学生のみなさんが、当事務所を訪問され、特別講義の機会をいただきました。貧困や震災の現場の取組などをお話ししながら、今後の社会の方向性などについて考え、みなさんの意見もお聞きでき、私にと... -
8月は戦争と平和を考える
8月は戦争と平和について考える月にしています。 「ああ、ひめゆりの塔」「ガダルカナル」、ナベツネさんの番組は見そびれましたが、彼も戦争は大嫌いだそうです。昔の政治家は体験に基づいて戦争に対する反省があったとのこと。戦争体験のない日本の指導... -
選挙供託金違憲訴訟5・24判決(弁護士 鴨田 譲)
去る5月24日、東京地方裁判所にて3年間にわたり行ってきた選挙供託金違憲訴訟の第一審判決が言い渡されました。結論は、こちら側の主張を一切認めない請求棄却判決でした。 現在の選挙制度では、国会議員選挙に立候補する場合、1人につき、選挙区では300万... -
元号(弁護士 伊藤 明生)
2019年元号が変わりました。マスコミ報道は令和礼賛ばかり。まるで新時代が来たかのようでした。何一つ政治は変わってないのに。 私は、できるだけ元号を使わないようにしてました。使わなければならない時は、西暦の後に併記してました。 そもそも元号っ... -
シビリアンコントロール機能せず(弁護士 伊須 慎一郎)
2019年4月に退任した河野克俊統合幕僚長(自衛隊制服組トップ)は、2014年12月に米軍高官と会談し、歴代の内閣法制局長官、最高裁長官・判事、多くの憲法学者が憲法9条に明確に違反すると指摘した集団的自衛権の行使を容認した平和安全法制整... -
私の中の憲法(弁護士 梶山 敏雄)
空襲で両親を亡くした兄妹の物語り、NHK朝ドラ「なつぞら」で、終戦直後の生活苦で身売りを強制されそうになった少女を、公布されたばかりの憲法に「奴隷的拘束からの自由」という18条があるのを見つけた一警察官が、「憲法」を根拠に少女を保護したとい... -
若者と選挙 (弁護士 鈴木 満)
若者の投票率が低いことについて、若者が政治離れをしていると表現する人がいます。 しかし、衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移をみると、20歳代から60歳代の投票率はどの年代も20%から30%程度下がっています。 この結果からすると、政治離れ... -
事務所ニュース 2019年夏号 巻頭挨拶(弁護士 佐渡島 啓)
このニュースの原稿を書いている時点では、まだ参院選がおこなわれていません。憲法改正案の発議の危機はどうなっているのか……。しかし、いずれにしても、日本国憲法を活かし、人権を護るというわたしたち埼玉総合法律事務所の信念に変わりはありません。 ... -
9/16 コロナ危機から考える連続企画第7回/ ZOOM学習会「コロナ後の税制を考えるための基礎」
公正な税制を求める市民連絡会『コロナ危機から考える』連続企画第7回【ZOOM学習会】のご案内 「コロナ後の税制を考えるための基礎」 公正な税制を求める市民連絡会主催のZOOMによる連続企画、今回は、コロナと税制について考えます。 コロナ禍において、... -
今年の夏
新型コロナによる緊急事態宣言での裁判期日の取り消しと、今も続く巣ごもり、例年以上の長い梅雨、ようやく開けたと思ったら一気に猛暑日の連続。 そうした環境の変化になかなか身体がついていけません。 我が家の狭い畑の「インゲン」と「ナス」たちも、...