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【コラム】男女共同参画社会へ(弁護士南木ゆう)
弁護士10年目(親になって8年目)となりました。日弁連設立当初(1950年)は、弁護士総数5,827人のうち女性はわずか6人(全体の0.1%)でしたが、2020年には弁護士総数42,164人、うち女性は8,017人(全体の19.0%)と… -
【コラム】平和について考える(弁護士南木ゆう)
毎年、8月になると否が応でも戦争のことを思い出す、唯一の被爆国である日本人は、そんな感覚の人が多いのではないでしょうか。 私も、戦時中小学校の教師をしていた亡祖母から、空襲の話や学童疎開の話を繰り返し聞きました。また、修学旅行で広島に行… -
【コラム】 ワーク・ライフ・バランス(弁護士南木 ゆう)
ワーク・ライフ・バランスとは、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動などの「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のことです。内閣府の調査では、既婚・独身問わず、男女ともに、ワーク・ライフ・バランス… -
【コラム】離婚事件(弁護士南木 ゆう)
弁護士になって様々な事件に携わらせて頂いていますが、私が女性だということもあり、女性側からの離婚事件をご依頼頂くことが多いです。 社会に目を向けると、教育の場面で、入学試験に男女の合格点の差が設けられていたり、婚姻においては、夫婦同姓を強… -
withコロナの子どもたち(弁護士 南木 ゆう)
いつも保育園のお迎え時間ギリギリにダッシュで滑り込むので、5歳の娘からは「最後の一人になるのは嫌だ。」となじられていました。そこで昨年は目標を「計画的に」と定めて、余裕を持ってお迎えに行こうキャンペーンに取り組んできました。しかし、思い… -
コロナ自粛下からみえた子育て世代の問題(弁護士 南木 ゆう)
新型コロナウイルスの感染拡大で、様々な社会活動に影響が出ていますが、働きながら子育てをしている世代は、何より保育園、幼稚園、小学校が自粛となったことが大変だったと思います。徐々にですが再開し始めて、一息つかれているご家庭も多いと思います… -
時間の使い方(弁護士 南木 ゆう)
新学期が始まる前日の夜に宿題を始めるタイプでした。親にはいつも、計画的に宿題を済ます姉と比較され、「嫌なことは先にやってしまった方が、気持ちよく遊べるでしょ!」と怒られましたが、宿題が山積みでも気持ちよく遊べるタイプでした。それでも、子… -
民法改正 自筆証書遺言(弁護士 南木 ゆう)
①全文自書の変更 今まで、自筆証書遺言は、遺言書の全文を自書する必要がありました。全文を自書するというのは結構大変な作業で、書き間違えや、判読不能な字があったために、トラブルになることも少なくありませんでした。 今後も、本文部分(1頁目)の… -
欲を張る(弁護士 南木 ゆう)
2018年4月に第二子を出産し、子供が2人になりました。子供が2人になっても大変さが2倍になる訳ではないと聞きますが、お姉ちゃんのイヤイヤ期と赤ちゃん返りもあって大変さは4倍になった気がします。 でも、2人で一緒にキャッキャ笑い転げて遊んでい… -
子育て奮闘記 (弁護士 南木 ゆう)
この4月に、第二子(男の子)を出産し、現在仕事時間を大幅に短縮して、子育てに奮闘しています。 ちょうど2歳のイヤイヤ期真っ只中だった長女。何でも大人と同じことをしたいというイヤイヤの症状に、「おねえしゃんだから、私のお腹の中にも赤ちゃんがい… -
歩く速度(弁護士 南木 ゆう)
弁護士 南木 ゆう 体力だけが取り柄といえるくらい健康な私が、昨年少し病気をして初めて入院(出産以外)しました。 入院中は点滴の管につながれて、トイレとベッドの往復くらいしか歩けなかったので、筋力が衰えたのでしょうか。 退院してまずびっくり… -
「全国B型肝炎訴訟」埼玉弁護団の活動(弁護士 南木 ゆう)
弁護士 南木 ゆう 弁護士になり4年目を迎えました。今まで様々な種類の事件に携わってきましたが、昨年7月、全国B型肝炎訴訟東京弁護団の埼玉支部としてB型肝炎埼玉弁護団が結成され、私も当弁護団の一員としての活動を始めました。 B型肝炎訴訟とは、… -
成長(弁護士 南木 ゆう)
弁護士 南木 ゆう 1歳3か月になる娘は、最近何でも大人の真似をします。 テレビのリモコンを耳にあてて、「はい。はい。ウフフ。」と電話をかける真似をしたり、お茶を一気に飲みきって「プハー!」ってやったりします。 「チューして」とおねだりする… -
平和な生活(弁護士 南木 ゆう)
弁護士 南木 ゆう 昨年第一子を出産し、仕事中心だった生活が一気に子供中心になりました。 子供の成長は早いもので、ゴロゴロと寝てばかりだった時期はあっという間、今や高速ハイハイと伝い歩きで家中を移動して、飼っている老猫を追いかけては毛をむ… -
若者から若者への手紙 1945←2015(弁護士 南木 ゆう)
弁護士 南木 ゆう 戦後70年、戦争を体験した方から直接話を聞くことのできる機会は減ってきました。 92歳の私の祖母も、数年前から痴ほうが進み、現在ではほとんど会話もできません。 元気なうちにもっと話を聞いておけばよかったなぁと後悔していました…