初マラソン(弁護士 竹内 和正)

弁護士 竹内 和正

高橋尚子さんは、マラソンを走り終え「とっても楽しい42.195キロでした!」と話しました。
それを聞いて僕は、世の中には変わった人がいるんだな、と思っていましたが、昨年、なんやかんやでフルマラソンを走ることになりました。

そうと決まれば何事も淡々と進めるタイプなので、無理のない目標タイムを設定し、無理のない練習を重ね、本番を迎えました。

30キロくらいまでは、給水所の前は靴がネチャネチャして嫌だななどと考えながら黙々と走ったのですが、そこから足が重くなってきました。
これが本に書いてあった「撃沈」というやつか、とも思ったのですが、足は動くし痛くもないので、要はやる気がなくなったんだと思います。
マラソンを低いモチベーションで走り切るのは大変です。

ゴール付近で、公式記録(なんだかいろいろあるようです。)でも目標タイムが切れそうだと気付き、スピードを上げ、「本当はもっといいタイムで走れたんだな」と感じながら、半笑いで目標の30秒前にゴールしました。
事前に伝えていたタイムにピタリと合わせた僕に、応援に来てくれた家族も、口ではお疲れさまと言ってくれましたが、「もう少し早く走れたのでは…」と感じたようです。

いずれにせよ、マラソンを走ってみて、改めて、高橋さんは変わった人だなと思いました。

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