リース被害研究会@福井(弁護士 月岡 朗)

弁護士 月岡 朗

去る11月21日に福井弁護士会館にてリース被害研究会が開催されました。

そもそも悪質リース被害とは、典型的には、複合機や電話機等のリースを受けていた事業主のもとに、販売業者が訪れ、「従前のリース料よりも安くなる。」等と言い新たなリース契約へ勧誘しリース契約を締結させるが、実はリース料は従前のリース契約のリース料よりも高額になっているという被害等を言います。

このような被害の結果、事業の継続が困難となる方も少なくなく、被害救済が必要とされています。
そこで、各地の弁護士が集まって被害救済の実務研究を重ねており、これがリース被害研究会です。

福井の研究会では、リース会社の請求を棄却した裁判例の報告、裁判での主張・立証方法の組み立て方等、実践的な議論が交わされました。
裁判や交渉で出役立つ理論的な情報も多く、充実した研究会でした。

今後もリース被害の撲滅を目指し、研鑽を重ねたいと思います。

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