マララ・ユスフザイさんと憲法9条を守る活動(弁護士 伊須 慎一郎)

弁護士 伊須 慎一郎

マララさんがノーベル平和賞を受賞した際のスピーチを、みなさんは読まれたでしょうか。マララさんはタリバン支配下で学校に行くことが許されていませんでした。
しかし、マララさんは学校に行って学んで夢を叶えたかった。

マララさんには2つの選択肢がありました。
1つは「声を上げずに殺されること」、もう1つは「声を上げて殺されること」。

ご存知のとおり、マララさんは子供が教育を受ける権利を訴え、銃撃されます。それでもマララさんは教育を受けられない5700万人の子供のために声を上げ続けました。

候補となった日本国憲法9条は残念ながら受賞を逃しました。
しかし、私は、マララさんの権利を勝ち取るための勇気あるたたかいから声を上げ続けることの重要性を学びました。

私たち1人1人の力は微力ですが、力を合わせれば、憲法9条をなくして日本を普通の国にしようとする政府の企みも阻止できるはずです。みなさんと力を合わせて、おかしいことは、おかしいと言い続けたいと思っています。

今年も1年よろしくお願いします。

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