【コラム】歳を重ねて(弁護士梶山敏雄)

昨年11月に事務所設立50周年記念の集いが開かれ、多くの関係者の方々に参加して頂きました。一昨年2月には事務所創設者の宮澤弁護士が逝去され、気が付いてみると私が事務所で最長老の立場になってしまいました。その点も参加者らから半ばからかい気味に指摘され、改めてこれまで事務所発展のために尽力されてきた多くの先輩弁護士らの努力と功績を思い知らされたところです。開催準備を担った事務局員らの慰労会に参加したところ、集いが開催された日は私の76才の誕生日でもあり、その祝いも準備されていたというハプニングもあって、いつものことながら我が事務所員らの気配り・心配りに気持ち温まる一夜を過ごさせて貰いました。

上の写真は私が入所時の事務所ニュースに載った写真です。それから47年の時が経過し、まさに隔世の感ありです。体力・気力の衰えは隠しようもありませんが、必要とされるならば、関わってくれる人達との協力も得ながら、少しでもまともな社会実現のために、そして若手弁護士に何かを繋げるために、まだ少しは頑張ってみるかと思っているところです。


弁護士 梶山敏雄

(事務所ニュース・2024年新年号掲載)

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