2025年6月25日~2025年8月25日まで、成年後見制度の見直しのパブリックコメントの募集が行われます(正式名称は、「『民法(成年後見等関係)等の改正に関する中間試案』に関する意見募集」)です。)。
パブリックコメントとは、国等が法律等を作る際に、広く国民等の意見を聞く手続きです。寄せられた意見は法律等を作る際の検討材料になります。
現在の成年後見制度では、問題解決が必要な範囲を超えて、成年後見人に広い代理権や取消権を与えていること(そのため、成年後見人が本人不在で多くの事柄を決める事態が生じかねません。)、問題解決して成年後見人が対応する必要性が乏しくなっても、低下した判断能力が回復しない限り、ご本人が亡くなるまで成年後見人が就任し続けること(成年後見人の報酬の負担が続きます。)等の問題があります。
今回の成年後見制度の見直しでは、このような問題を解決するための見直しです。
たとえば、問題解決が必要な範囲に代理権を限定して支援を受けること、問題解決した場合に成年後見を終了できるようにすること等の見直し案が示されています。
自分や自分の大切な人が、年をとる等して支援が必要になった際に、どんな支援の制度がよいでしょうか。今の成年後見制度よりもよい支援の制度を一緒に考えてみませんか。
「パブコメ 後見」等とインターネットで検索すると、インターネット上で新しい成年後見制度についての意見を送ることが可能ですので、ぜひ、ご意見を寄せていただけたらと思います。
(事務所ニュース・2025年夏号掲載)

