昨年末、曙ブレーキ工業株式会社を被告とする、アスベスト被害事件が、弁護団結成から約7年を経過して和解により解決しました。
僕は、この事件の事務局長を務めましたが、今年で弁護士になって7年目ですので、弁護士になってすぐに、この事件に関わったことになります。
素直でかわいらしい一年生に白羽の矢がたったということです。
解決後の慰労会で、関係者の方から、「最初はこんな若造で大丈夫かと心配だったけど、竹内先生でよかった。ありがとう。」と言ってもらったそうですが(泥酔していたので覚えていません。)、こんな若造で大丈夫かと一番心配していたのは、たぶん僕です。
経験はありませんでしたが、被害の壮絶さや原告の皆さんの思いにおされ、無我夢中で被害回復に向けて取り組んできました。
この事件の解決を勇気に、今後も理不尽な目にあわされている人の救済に励んでいきたいと思います。
アスベスト被害についてお悩みの点がございましたら、いつでも当事務所もしくは埼玉アスベスト弁護団(僕は今でも素直でかわいらしいのでこの団体でも事務局長です。)にご相談ください。