コラムコラム-梶山敏雄弁護士

法テラスについて(弁護士 梶山 敏雄)

弁護士 梶山 敏雄

 東北大震災のために、法テラス所長退任から約1ヶ月遅れて4月末に職員ら多数に集まって頂き、大送別会をしてもらいました。

 平成16年の末に、突然「日本司法支援センター」構想が持ち上がり、当時扶助協会の仕事をしていた関係で、私が設立準備委員長になり、平成18年4月10日の法テラス設立と同時に法テラス埼玉地方事務所の初代所長に就任したわけです。

 準備段階から数えると何と約6年半も法テラスに関わっていたことになります。初めの頃は「法テラスって何だ?」と言われたように、全くの手探り状態でスタートしましたが、法律扶助の件数も予想を上回る大幅な増加となり、国選弁護も裁判員裁判の実施を初め質的に大きな変化を遂げ、法テラスの名前も大分知られるようになりました。

 それまで経験のしたことのない組織・業務・人との触れあいが沢山あり、私個人にとっては本当に貴重な体験をさせてもらったと感謝しています。道を歩いていても、顔を良く存じ上げない人から挨拶されることも多くなり、とまどうこともありました。

 かなりの時間とエネルギーをさかれたことも事実であり、依頼者の方々にも、事務所の皆さんにも迷惑をかけました。これを機会に隠居する・・・という訳にもいかないようなので、気分を新たにして本来の弁護士の業務にも、事務所の充実・強化のためにも一層頑張るつもりです。

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