総合ニュース– category –
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【コラム】選挙供託金違憲訴訟のご報告(弁護士鴨田 譲)
現在、我が国では、国政選挙に立候補する場合、衆議院・参議院いずれも選挙区で300万円、比例区で600万円という高額の供託金を納めなければならず、しかも、得票数が一定以下の場合には没収される制度になっています。埼玉県在住のA氏は、平成26... -
【コラム】早期の身体拘束からの解放(弁護士古城英俊)
捜査機関に身体拘束(逮捕・勾留)された人について「悪いことをしたのだから逮捕されて当然」と思われるかもしれませんが、住むところがあって、逃亡する疑いや証拠を隠す疑いがない場合にまで身体を拘束することは許されません。 弁護士になってから多く... -
「中秋の名月」 弁護士 梶山 敏雄
9月21日は中秋の名月。1日早いが前日も見事な満月でした。 ベランダで缶ビール片手に月を眺めるのは、何となく気の滅入ることもある近ごろではまさに清涼の一服でした。 そして、一句・・・・・と思いましたが、「才能なし」と言われるのがオチなので... -
【コラム】アスベスト被害の解決を(弁護士竹内 和正)
令和3年5月17日、アスベスト被害に遭われた建設職人が、アスベスト建材を販売した企業とそれを規制しなかった国を被告として訴えた「建設アスベスト訴訟」について、最高裁は、国と一部の企業の責任を認め、原告勝訴の判決を言い渡しました。提訴から13年... -
埼玉弁護士会の若手弁護士を中心に、類書のない『使用貸借の法律と実務』という本を出版しました。
東京高裁管内の東京を除く10県の弁護士会で、毎年担当を決めて、下記研究会を行っています。 10年に1回、その順番が回ってくるのですが、今年は埼玉弁護士会の順番で、「使用貸借の法律と実務」という本を出版しました。 「使用貸借」は、民法の分野でい... -
【コラム】「丸八」労働事件(弁護士谷川 生子)
「布団のマルハチ」で知られる丸八ホールディングスと、その子会社、ハッチーニ丸八の労働事件に携わっています。ハッチーニ丸八の労働者は、布団等の訪問販売業務に従事してきましたが、あるとき業務委託契約に切り替えられ、長年にわたり、会社から事務... -
【コラム】労災認定基準の見直し(弁護士 佐渡島 啓)
脳や心臓の病気を発症した労働者が労働災害としての補償を申請した場合、労働基準監督署は、その申請を認めるかどうかについて、厚生労働省の定める認定基準に基づいて判断します。この認定基準では残業時間がどの程度であったかが重要視されますが、終業... -
【コラム】会長就任にあたって(弁護士 髙木太郎)
この4月から埼玉弁護士会の会長に就任しました。 会長になって、会活動の持続可能性ということをより強く意識するようになりました。 弁護士会の取り組む人権救済活動などは非常に重要ですが、いつまでも手弁当では続きません。例えば、三〇年以上前、サ... -
9/22 コロナ危機から考えるOn-line学習会「社会的共通資本と格差・貧困対策 - ベーシック・サービス論とベーシック・インカム論を視野に-」
公正な税制を求める市民連絡会『コロナ危機から考える』連続On-line学習会のご案内 「社会的共通資本と格差・貧困対策 -ベーシック・サービス論とベーシック・インカム論を視野に-」 コロナ禍で格差と貧困の拡大が進み,剥き出しの資本主義が生来的に... -
【コラム】更に元気に(弁護士伊藤明生)
2016年2月5日に脳内出血を発症,入院,6月6日に退院して以来,ジョキング,筋トレ,柔軟体操などのリハビリに励んできました。家族の協力のおかげで,左足はまだ重いですが,日常生活は殆ど一人でこなせるようになりました。しかし,弁護士活動を...