「目の前に誰かいてほしい」(弁護士 竹内 和正)

先週、一般社団法人日本消費者協会からの依頼を受けて、消費生活相談員の方や行政職員の方を対象に、研修講座の講師を担当してきました。
会場で参加された数十名の方以外に、全国各地から100名程度の方がオンラインで受講されたそうです。
僕が講義をする様子が撮影され、そのままライブ配信されていたようですが、講師を担当していると、オンラインで聞いてくれている方ではなく、どうしても実際に会場が聞いてくれている方の反応が気になり、その様子に応じて内容を調整していくことになります。
コロナ禍によって、このようなオンライン形式の会議や講義が盛んに行われるようになり、今後も間違いなく増えていくとは思いますが、顔の見えない誰かに対して話をすることは大変です。話している内容が理解されているか、ニーズに対応できているか図れないところがあります。慣れていかなければならない部分とは思いますが、話をするのであれば、やはり目の前に誰かがいてほしいなと思います。

弁護士 竹内 和正

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