広告から世の中を覗き見る

 

最近、電車通勤となり、電車の広告を毎日見るようになりました。
ただの広告も視点を変えれば、今の社会の様子が見えるようで興味深いです。

効率的に休む方法に関する内容と思われる本の広告があり、「今、すごい売れてます」なんて言葉が入ってると、「社会にはゆっくり休む時間がとれないほど忙しくて疲れている人がたくさんいるのかぁ」とか、転職に関する企業の広告が増えたのは、「労働力不足で今は転職する人が多いのかなぁ」なんて思ったりします。

そんな中ひとつの広告が気になりました。
それは、

女性は、単純に楽しそうとか稼げそうとかで転職先を選べず、結婚出産後も復職できるかなどたくさんのポイントを見極めなければならない、だから転職サイトも見極めなければならない

という転職サイトの広告でした。

この広告は、女性の社会進出が進みつつも、女性が男性と同じように働けるようにはなっていない社会をよく表していてとても印象に残りました。
もっと女性が働きやすい社会になり、このような広告がなくなる日が来てほしいものです。

弁護士 鈴木 満

 

image_printこのページを印刷
シェアをお願いいたします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次