ねこ(弁護士 伊藤 明生)

弁護士 伊藤 明生

小さいころ,うちにねこがいました。でも,ほとんど記憶が無く,風呂敷にねこを包んで,かわいがっていたような覚えしかありません。家族によると,あまりに私がねこに夢中になっていたらしく,ねこを飼うことは私に良くないと,捨ててしまったらしいです。可哀想なことをしました。このことは,3年前に知りました。1昨年,4ヶ月間の入院後,退院して,久し振りに自宅に帰ってきた際,当時飼っていたねこには,随分癒やされました。そのねこは,最期まで私を癒やしてくれました。「幸せになりたければねこと暮らしなさい」という本があるのですが,そのとおりと,思わず頷きました。そんな猫たちのためのTNRというボランティア活動を紹介します。

ねこは1回の出産で平均5匹のねこを産むため,外で暮らすねこをそのままにしておくと,3年で2000匹も増えてしまいます。それでは,外で暮らすねこも,人も幸せになれません。そこで,ボランティアの人たちがTNRをしています。Trap(つかまえる),Neuter(不妊手術),Return(もといたところに戻す)という活動です。戻された猫には目印として耳にカットが入っていてさくら猫と言われています。

今うちにいるねこたちは保護された子らで,うち1匹はさくら猫でした。今,その子たちに毎日癒されて,リハビリ頑張っています。

多くの方々,そしてねこたちに励まされています。ありがとうございます。

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