バス事故の現場

軽井沢バス事故から1年。今朝、事故現場に献花してきました。
軽井沢駅から車で5分、碓氷バイパスをわずかに登り始めた場所。献花台が設けられ、法政大学の小さなフラッグや千羽鶴が供えられ、湯のみ茶碗の水が凍っていました。

この事故でゼミ生を亡くされた尾木ママ(法政大学教授)は、「一番感じるのは、日本社会が命を大事にしなくなっているのではということ。ハンドル一つに40人の命が乗っているという責任感が感じられないバス会社。誰が乗っていたか満足に説明できないツアー会社。それらを見逃してきた行政。競争原理で他社より一歩でも先んじようとする社会になってきている今、命を大事にする、ゆとりを持つ、という原点に戻る必要があるのではないでしょうか。」と述べられています。http://www.asahi.com/articles/ASJ2H63LTJ2HUTIL03V.html
そのとおりだと思います。

すべての人のいのちを重んじる社会であることを願います。

弁護士 猪 股  正

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