昨年は色々と物議をかもした万博が開催されましたが、女優の吉永小百合がテレビでの池上彰との対談で、政府の行事などの委員の仕事を引き受けなくなった理由を話していました。
彼女は1970年に大阪で開催された日本万国博覧会(大阪万博)で、歌手の坂本九と共に委員に選ばれ
「どういうことをやるのかも判らずにOKしてしまったけど。会議の時にひと言言ってしまったのは“広島・長崎の原爆のこともきちっと展示して世界の人にも知ってもらいたい”と言ったんですね」、
「でも全く取り上げられずがっかりして・・・」、
「だから委員になったけど大阪万博には行っていないんです。行く気持ちにはなれなかった・・・あまのじゃくですから」、
「そういう思いを伝えていくのが万博の一つのテーマかもと思いますけど」と。
「それからは、国のいろいろ大変なことがあっても、お引き受けするのはやめようと思って、やることはなくなりました」と言っていました。
川口を舞台に貧困・差別・北朝鮮帰還問題などを描いた名作映画「キューポラのある街」、当時17歳で演じた姿を見て中学生の頃にファンになりましたが、80才を超えても、かくも毅然とした気持ちを持っていることに改めて魅力を感じたものです。
(事務所ニュース・2026年新春号掲載)
<今年の目標> さらに、さらに、ゆっくりと

