【コラム】弁護士1年目を振り返って(弁護士 深谷直史)

今年の5月で、弁護士になって1周年を迎えることができました。2年目に突入です。
1年間、長いようで短かったような気がします。今年に入ってからも、心に残る出来事はたくさんありました。

1月から3月にかけては、法教育イベントに参加して毎週のように小中学校に行っていました。
生徒たちには、課題発見の授業と称して、「ルール作り」や「議論のしかた」について学んでもらいます。
普段の学校の授業で習わないことですので、子どもたちも一生懸命に考えて意見を言ってくれます。
みんなとても積極的なので、弁護士は傍で見ているだけのことが多いです。

学校教育のシステム上、「どんな校則も守らないといけない。」「先生の言うことやルールは絶対だ。」と思ってしまっている生徒たちも非常に多いです。
法教育の授業では、弁護士が教室にやってきて、生徒たちに、「本当にこの校則は要るのかな?」、「どんなルールがあるといいかな?」と問いかけ、生徒たちの新たな視点と自主性を育むことを目的としています。将来の日本の民主主義を担う子どもたちを育てる一助になっていると思って、これからも法教育の活動は続けていきたいと思います。

今年度は、ご縁もあって、埼玉弁護士会の調査局も務めることになりました。
尾崎執行部のもと、様々な弁護士会主催のイベントのお手伝いもしています。
目の前のことに一生懸命に取り組み、新しいことにもチャレンジする2年目にしたいと思います。

弁護士 深谷 直史

(事務所ニュース・2023年夏号掲載)

image_printこのページを印刷
シェアをお願いいたします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次