事務所スナップ(弁護士 谷川 生子)

今では遠い昔の出来事のようですが、昨年12月に事務所旅行でベトナムのハノイへ行きました。

所内にベトナムに関する本を何冊か置いて予習しましたが、やはり「百聞は一見にしかず」です。フランスの文化が色濃く残る街並み、多種多様なハーブを使った料理には心惹かれました(帰国後、思わずベトナム料理の本を買ってしまったほど。)。都市部ではバイクの交通量に圧倒され、信号と関係なく迫ってくるバイクに轢かれそうになりながら、皆で必死に横断歩道を渡ったことも良い思い出です。それでもハノイは南部のホーチミンに比べ、どこか牧歌的でのんびりした雰囲気がありました。ハロン湾を船で周り、船の中で魚介料理を堪能するなど、今にして思えばなんと贅沢な旅でしょう。焼き物の村と言われるバッチャン村で買った鍋敷きを見ると、観光でもっていたあの村は今どうなっているのかと思います。
報道によればベトナムは、新型コロナウィルスの感染者数が比較的少ないようです。それでも経済的なダメージを免れたはずはなく、この先のことは予測もつきません。

そのときその場でしか味わえない空気。また事務所旅行を企画できるのは、いつになるのでしょうか。

弁護士 谷川生子

 

(事務所ニュース・2020夏号掲載)

 

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