感受性と表現力

子供が1歳半になりました。
いろいろなことを理解できるようになり、自我が芽生え、感受性も豊かになってきました。

嬉しい気持ちや、嫌でやりたくないこと、恥ずかしいことや怖いこと、様々な感情を身体いっぱいに使って全身で表現します。
綺麗に咲いた桜を見て「わぁー!!」とキラキラした笑顔で両手を空いっぱいに広げたり、
公園で遊んで自宅に帰る途中で、もっと遊びたいと地べたに寝転んで、足をバタバタさせたりします。

言葉がしゃべれなくたって、こんなに気持ちをストレートに相手に伝えることができるのだなと感心します。
大人になって、言葉が使えるようになって、理性が発達して、自然とこういった表現力は失われていくのでしょうね。
いつまでも地べたに寝転んでいられては困りますが、だんだんクールになってしまうのは寂しくもあります。

そのうちこの子も、言葉の端々からお友達の感情を探ったり、学校の先生の顔色を伺ったりしながら、社会で生きていく術を身に付けていくのでしょうか。
表現が小ぶりになってしまっても、感受性だけは今後もどんどん育っていて欲しいものです。

弁護士 南木 ゆう

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