日本人の姿

面会記録が明らかになっても、愛媛県知事が「嘘をつくな」と怒っても、
我が国のトップである安倍首相は心にもない「部下を信頼している」の一言で事の終わりを狙っている。

その首相国会発言の脇では「薄ら笑い」を浮かべているセクハラ麻生大臣。
「何を言おうとお前ら国民の声など無視すりゃ良いんだよ。どうせすぐに忘れるし、あきらめる」との魂胆が見えて、空恐ろしい、寒々とした気持ちに襲われる。

こんなトップ人物の姿を見せつけられて、日本人の心はどこに行くのだろうか。
それとも、こんな姿を見ようとしない日本の現実があるのでしょうか。

それに引き換え、アメフト日大選手の潔い謝罪会見は、事の善悪はおくとしても何と爽やかな責任の取り方なのか、武士道の精神さえ感じる。

弁護士 梶山 敏雄

 

 

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