【コラム】弁護士になるまでを振り返って(弁護士深谷直史)

入所してから約半年が経ってしまいました。なんだかあっという間です。思えば、弁護士になるまで、新型コロナウイルスに振り回されてきました。未知の感染症が拡がる中で司法試験は延期、図書館や学校は閉鎖されて勉強ができない、延期後の日程は夏真っ盛りの猛暑日といった状況で司法試験を受けました。例年恒例であった法務省掲示板での合格発表も、中止になってしまいました。無事合格した後も、修習はオンラインとの併用、同期や教官とろくに顔も合わせない、カリキュラムの変更など制約の多かった修習でした。五月雨式に来る司法研修所からの事務連絡に右往左往しているうちに、修習も終わってしまいました。今振り返ると、すごく大変だったなと思います。無事に弁護士になれて、半年間無事になんとかやれていることに喜びを感じています。迎え入れてくださった埼玉総合法律事務所の皆様、お世話になった家族と友人に感謝申し上げます。  

弁護士になった後も、研修三昧の日々で、司法試験を受けているときよりも勉強することは多いです。委員会にも10個近く入ってしまい、色々な行事に顔を出しています。コロナも比較的落ち着いてきて、弁護団のイベント等で地方に行くことも多くなってきました。学ぶべきことは、まだまだたくさんあります。今年も謙虚の気持ちをもって、目の前のことに一生懸命取り組みたいと思います。

弁護士 深谷 直史

(事務所ニュース・2023年新年号掲載)

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