アスベスト被害の解決を

 

大工等の建設職人の方のアスベスト被害に関する重要な判決が、8月28日、9月4日と連続して、東京高等裁判所、東京地方裁判所でそれぞれ言い渡されました。
現在、国や企業に対し解決を求め交渉をしていますが、「係争中なので対応できません。」との回答を繰り返されています。10年以上、ずっと同じ回答です。
同種の建設アスベスト訴訟で提訴後に亡くなった原告の方の人数は200人を超えています。亡くなった原告の方々の「生きているうちに解決を」という願いは叶いませんでした。

10月22日、最高裁で弁論が開かれ、その後まもなく建設アスベスト被害について、はじめての最高裁判決が言い渡される予定です。
被害者の無念を晴らすような解決を強く望んでいます。

 

弁護士 竹内 和正

 

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