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【集計結果・要望書】全国一斉6/6「コロナ災害を乗り越える-いのちとくらしを守る なんでも電話相談会・第2弾」

全国47都道府県で連携し、6月6日(土)午前10時~午後10時に電話相談会を実施しました。
前回は、緊急事態宣言が出された直後で、何の支援策も具体化していなかったのに対し、今回は、緊急事態宣言が解除された後で、不十分ながら幾つかの支援策が動き始めていたことや報道量の差もあったからか、前回に比べると相談数は減りました。しかし、それでもなお1217件という非常に多くの相談が寄せられ、相談の内容は一層深刻さを増していました。

相談結果を集計、分析し、6月17日、国に対する制度改善の要望を行いました。
▶関連報道:毎日新聞2020年6月18日「新型コロナ 非正規高齢者の相談増加 労組や支援団体、国に要望 解雇規制、生活保護制度の改善を /東京」

以下、事例の一部をご紹介します。詳細は、末尾の集計結果、要望書をご参照ください。

▶生活に困ったとき、いのちと暮らしを継続的に支える制度が生活保護制度です。困ったときには互いに支え合うための制度です。収入が減少したとき、働きながら、収入が増えるまでの「つなぎ」としても利用できます。生存権に基づく「権利」なので、今こそ、積極的に活用してください。

▶次回、8月8日に、同じフリーダイヤルの番号で、第3回目の相談会を予定しています。

【特徴的な事例(抜粋)】
1)今月の収入がゼロになる見込み。生活保護の申請について知りたい。
2)離婚して実家に戻ってきた。新型コロナの影響で職場に出勤できず内職となり収入ダウン。 高校生の息子を抱えてお金がない。高校就学支援新制度はもう利用しているが、手持ち資金がない。両親からは「自分たちが死んだらどうするのか」と言われる。生活保護は土地 柄、車を手放せないので考えられない。
3)40代女性と70代母の二人暮らし。障害者でA型事業所に勉めていたが適応障害になり昨年 末で退職。現在失業手当5万円/月の収入。母親も低年金で税金の滞納もある。以前、一時 生活保護となった時の経験から母親が生活保護に強い拒否感があり、今月で失業手当がき れると生活ができなくなる。
4)60代独居女性。新型コロナにより2月末で仕事を解雇され、仕事を探しているが若い人も 沢山仕事を探している状態で採用してもらえない。10社以上面接したが全て不採用。収入 は国民年金の5万円/月のみ。緊急小口資金はもう借りた。生活保護はいや。働けるうちは 働きたい。
5)塗装工をしているが、この2~3カ月収入がゼロで預金もなくなった。自宅マンションや仕 事用の軽自動車があるが生活保護は利用できるか。
6)生活保護制度の利用を提案すると、激怒された。
7)定額給付金を受給すると生活保護費が減らされるのか?
8)生活保護の申請をするが家族の援助を受けろと言われ、申請させてもらえない。
9)仕事がなくなり生活できない。6中旬に派遣会社の寮から退去を求められている。いろい ろ給付金の申請書類が揃えられない(本人確認書類がない)。生保申請しようとしても仕 事がないとして受け付けてくれない。
10)息子が最近死亡した。息子の妻はがんで仕事ができない。収入も貯金もない。生活保護 の申請に行ったら、親、兄弟に援助してもらえと言われて申請させてもらえなかった。ど うすればよいか。
11)日雇いの仕事をしていたがコロナで仕事が減少し生活に困窮。家賃滞納。5月28日に生 活保護申請をした。申請時、所持金は3000円しかなかったのに、ケースワーカーの対応ひ どく、つなぎ資金の支給もなく、6月5日まで放置され、その間、どう生きたらいいのか、 不安でいっぱいだった。

▶集計結果のダウンロード→こちら
▶要望書のダウンロード→こちら

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