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新刊「フクシマの医療人類学 原発事故・支援のフィールドワーク」 辻内琢也、増田和高編著

新刊「フクシマの医療人類学 原発事故・支援のフィールドワーク」(辻内琢也、増田和高編著)をご紹介させてください。
福島原発事故発生、さいたまスーパーアリーナでの取組があり、著者の辻内琢也さんとは、その後の旧騎西高校内での相談の現場で出会い、以降、増田和高さんも一緒に、震災支援ネットワーク埼玉(SSN)の取組を一緒に続けてきています。
「生きることを諦めない 原発事故で避難してきた人々の記録」です。
以下、本の裏表紙から
「この本は,前例のない事態において長く続く厳しい状況を生き抜く人々の記録であり,同時にそうした状況に際して,臨床的アカデミズムがいかにふるまうべきなのかを問いかける記録でもある。
福島・浜通り。2011年3月の東日本震災と,その直後に起きた福島第一原子力発電所の事故によって,避難と転居を余儀なくされた多くの人々。本書は,彼らへの支援とフィールドワークを行った医師で医療人類学者 辻内琢也と,その同僚たちによる記録である。
辻内らは,事故直後から埼玉県に避難してきた人々とのかかわりを始め,まずは医療者,臨床家として心を配り,その後,長く続く裁判や補償問題にまで携わっている。そのかたわら被災者のやりきれない気持ちと怒りと嘆きを受けとめ,多くのインタビューを行ってきた。
医療人類学者は,この事故に何を見たのか。フクシマの過去,現在,未来をつづる。」

事実は、時の経過とともに消えていき、あるいは、時々の力によって意図的に消されていきます。
とても貴重な記録だと思います。
https://honto.jp/netstore/pd-book_29502596.html

(弁護士 猪 股  正)

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