働けど働けどわが暮らし、ということで、じっと手を見ていて思ったのですが、
最近は指紋認証がたくさん利用されていますね。
裁判でも、犯人特定のための重要な証拠とされることがあります。
でも、これって基本的に、同じ指紋の人はいない、指紋は個人差が大きい、というところから出発する話ですよね。
…本当かな。
指って、そんなにスペースないですよね。そして、人間は70億人以上の時代です。
本当にこの範囲で70億以上ものバリエーションを持たせられるのか…。
まあ、その他の事情や可能性も検討された上で、使用されているんでしょうが、盲目的に安全だと思うのは危険かもしれませんね。(なお、裁判でも、指紋の一致=犯人、などということにはなりません。)
じっと指を見る…
弁護士 竹内 和正