自由法曹団 埼玉支部総会に参加して

去る4月23日、自由法曹団埼玉支部総会が行われました。

支部総会は、午前10時~午後5時まで、みっちり行われ、午前中は、年金裁判、労働法制、給費制、原発問題、生活保護裁判・・・等 団員の先生方の活動報告が行われました。

特に、福島原発事故原状回復請求訴訟の報告では、浪江町で、人々が強制退去させられ、多くの家畜動物が餓死し、異臭を放つ現場を訪問した先生の報告や、街の売店には3月11日の新聞がそのままで置かれている様子などを伺い、改めて問題の大きさを実感し、被害に遭い、弱い方の為に活動されている先生方へ頭が下がる思いでした。

午後は、埼玉県と戦争法の講演から始まり、参院選をめぐる憲法問題の討議、そして、最後に自由法曹団埼玉支部の歴史についての特別講演がありました。

戦争法の講演では、戦争できる国づくりが埼玉でも進んでいる現状や、朝霞市には、防衛庁の秘密の基地局があり、その周辺は異常な警備態勢である様子などを知り、恐怖を感じました。

歴史の講演では、1975年に結成された埼玉支部の初代の事務局長に当事務所の弁護士宮澤洋夫が就任していた事や、40年の歴史の中での出来事を勉強できました。

今回は、2年ぶりの支部総会への参加でしたが、普段、先生方がどのような活動を行っているのかを改めて知る事が出来、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

事務局 Y

 

sibusoukai

支部総会・古城先生

支部総会・黒澤先生

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