みゃーくぬーまを守りたい

 

去年、宮古島の牧場でみゃーくぬーま(宮古馬)に乗りました。
みゃーくぬーまは、宮古島で飼育されている馬で、
道産子(北海道)、木曽馬(長野)、対馬馬(長崎)などの日本在来馬8馬種のうちの1つです。
からだは小さいですが、強い蹄を持ち、体力もあるので、50年前までは、農耕馬として働いていましたが、車や機械が発達した現代での役割は無くなり、数が減り続け、絶滅の危機に瀕しています。
現在は50頭しかいません。
沖縄県の天然記念物にも指定されているのに、県からの助成金はゼロ。
その上、市は、半数近くの馬を天然記念物の保存指定から外し、補助金もカットしてしまいました。
整理しようとしているのです。

旅行途中に寄った牧場で、大変な現実を知ってしまいました。
役割のないものは、絶滅してもいいというのでしょうか?

牧場で会ったみゃーくぬーま達は、素直で人懐っこい性格で、つぶらな瞳が愛らしく、とっても可愛かったです。
どのみゃーくぬーまも処分されることなく、その生を全うしてほしい…
絶滅の危機もくい止めたい!!
そのためには、人と共に生きていけるような、新たな役割も考えていかなければいけないのだと思います。
ペットとして一般の人が飼うわけにもいかないし、難しい問題だと思います。
私には、寄付をしたり、情報を収集して、支援団体を応援する事しか出来ません。
どうか、昔のように人とみゃーくぬーまが安心して、寄り添って暮らせる日がくるよう願ってやみません。

(事務局 Y)

 

 

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