飛行機の中で

 

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先週、出張で北海道に行ってきました。仕事を終え、新千歳空港から羽田空港に戻る際、運良く窓側の席になり、窓の外を見ながら、ずっと考えていました。

 

飛行機、怖い。

 

シンプルに高くて怖い。スーッとなるときが怖い。がたっとくるときも怖い。だいたい、壁が、すごく薄い。こんなに高いのに、すごく薄い。すぐ外じゃないか。息つく暇なく、手に汗握る展開が続きます。

 

なんで、こんな鉄(?)の塊が、人を乗せて飛ぶんだ。ヘリコプターはタケコプターと同じ理屈で分かります(まあ、理屈でいったらタケコプターは飛ばないかもしれませんが。)。

でも、飛行機はどうして飛ぶんだ。上に回るものがついていないのに。

きっと調べたら、すぐ分かることなのでしょう。でも、僕は正解を調べたりせず、子どものころから、ずっとどうしてだろうと考え続けてきました。正解を知った結果、より心配になるのが嫌だったからです。そして、僕の中で答えはでています(気流というやつが怪しいとふんでいます。)。ただ、その答えでも、不安です。

 

理屈は分からないが、ないし分かっても不安だが、『安全ということになっているから大丈夫』、と思いながら乗り続けるほかないようです。いずれにせよ、今後も、飛行機に乗るときは、がたっときたら年配の客室乗務員さんをみる、という方法で乗り切ろうと思います。

 

弁護士 竹内 和正

 

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