当事務所の猪股正弁護士が代表を務める
【震災支援ネットワーク埼玉】主催のシンポジウムが4月21日に開催されました。
●2012年4月21日朝日新聞埼玉版より
避難者のニーズ アンケから探る
2012年04月21日
◇21日シンポ
東日本大震災で県内に避難している人を支援している「震災支援ネットワーク埼玉(SSN)」は、
今後の支援のあり方を考えるシンポジウムを21日午後6時半から浦和コミュニティセンター
(さいたま市浦和区)で開催する。
SSNは弁護士や司法書士、臨床心理士、市民ボランティアらが参加し、震災後、避難者からの
相談を受けたり、物資の援助をしたりしてきた。
復興庁の4月調査によると、県内で生活する避難者は4700人を超える。
必要な支援を探り、行政へ提言する際などの活動に生かすため、SSNは3月、
福島県から避難中の約1600世帯に家族や収入、住宅や仕事、健康について尋ねる
アンケートを実施した。
これまでに約400通の回答があり、シンポジウムでは100通を分析した結果を発表する。
岩手医科大学の大塚耕太郎特命教授が「孤立防止の取り組み」を講演し、避難者や
支援団体がリレートークをする。
SSN代表の猪股正弁護士は「震災から1年たち、避難者の状況やニーズが変わってきている」と話している。
シンポジウムは入場無料。
問い合わせはSSN事務局(048-829-7400)へ。