コラム-宮澤洋夫弁護士– category –
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コラム-宮澤洋夫弁護士
50年前、さいたま市に原子炉があった~三菱大宮原子炉訴訟~
宮澤洋夫弁護士は、大正15年生まれ。陸軍航空士官学校を経て終戦を迎え、民主主義や平和の大切さを痛感し、最高裁判所勤務を経て、昭和41年弁護士になります。 そんな宮澤のところに、大宮市北袋町(現在のさいたま市大宮区。JRさいたま新都心駅... -
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戦後雑感(弁護士 宮澤 洋夫)
宮澤弁護士が事務所ニュース第57号(2005年8月発刊)より、戦後憲法について語っているものを抜粋しました。 宮澤弁護士の戦中戦後の話は、私たち若者に平和とは何かを考える機会を与えてくれます。最近は毎日ではありませんが事務所に来て、元気な... -
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雑感 ”世界文化遺産”(弁護士 宮澤 洋夫)
弁護士 宮澤 洋夫 2014年6月21日、操業停止後18年に亘り片倉工業に管理された「富岡製糸場と絹産業遺産群」がユネスコの世界文化遺産に登録され、これに続いて11月27日小川町・東秩父村に伝承されてきた細川紙を含む「和紙 日本の手漉和紙... -
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原子力の危険性(弁護士 宮澤 洋夫)
弁護士 宮澤 洋夫 1945年広島・長崎への原爆投下により戦争は終結したが、広島・長崎は廃嘘と化し数10万人を死亡させ、30数万人を被爆させた。 1978年核兵器廃絶を目的とするNGO国際軍縮会議に出席した際被爆者谷口稜輝氏が乞われた背中一面のケロイド傷... -
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“憲法”雑記(弁護士 宮澤 洋夫)
弁護士 宮澤 洋夫 1945年、私は陸軍航空士官学校で士官候補生として“特攻隊”の訓練を受け、飛行場を来襲する米軍機を送撃していた。沖縄決選の状況、広島・長崎への原子爆弾投下の状況も伝えられ、8月15日には昭和天皇の“玉音放送”を聞いた。 米... -
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団藤重光先生を偲ぶ(弁護士 宮澤 洋夫)
弁護士 宮澤 洋夫 団藤先生は去る6月25日、逝去された。私共が司法試験に挑戦していた頃、刑法学会を二分していた小野清一郎先生の「応報刑」論、木村亀二先生の「教育刑」論に対して、人格形成責任を問う「人格刑」論を展開され、平野龍一先生の刑事訴... -
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福島原発事故について(弁護士 宮澤 洋夫)
弁護士 宮澤 洋夫 東日本震災取り分け福島第一原発事故は本年最大の出来事であった。M9の地震と津波によるもので福島第一原発の事故を引起した。死亡者15840名、行方不明者3546名(警察庁12月13日調査)に上っており、地域に住宅・施設... -
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原子力訴訟を担当して(弁護士 宮澤 洋夫)
弁護士 宮澤 洋夫 * 戦後復興の流れ 広島・長崎に原爆が投下され、それを契機に太平洋戦争は終結された。3月11日、東日本大震災に伴う被害者の規模は、昭和20年8月9日長崎に投下された原子爆弾による被害者数と略々匹敵する規模のものであった。 ... -
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新たな司法制度を支えるために(弁護士 宮澤 洋夫)
弁護士 宮澤 洋夫 旧暦一日から事件の被害者・遺族が刑事裁判で直接被告人に質問したり、検察官の求刑に意見を述べたりできる被害者参加制度が発足した。 今年五月二一日からは国民が司法に参加する裁判員制度が発足する。この制度に被害者・遺族が...
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