【報告】明るいクリスマスと正月を!年越し電話相談会

12月23日(祝)10時~22時、各地連携して、年越し電話相談会を実施しました。

全体で540件の相談があり、埼玉の会場も、22時の終了間際まで電話が鳴り止まず全回線がいっぱいの状態が続きました。
相談の内訳をみると、生活保護に関する相談が172件、多重債務問題が50件、労働が44件、年齢別では、50歳代から70歳代の方からの相談が多く、70歳代の方からの相談が最も多く寄せられました。

高齢の方からの相談の一部をご紹介します。
・64歳男性。数日前に、妹と2人で住んでいたアパートを家賃滞納で追い出され、マンガ喫茶などを転々とし、所持金が800円になり、困っている。
・72歳、年金もなく借金で生活してきたが、もう借りられない。借金200万円。
・月8万5000円の年金収入がある。今年、心臓病で入院した。現在住んでいるアパートの家賃が高いので、生活保護の申請はできないと言われた。
・77歳、男性、単身、無職。月6万円の年金収入しかない。
・60歳、女性。生活保護を受けたいが、親類から恥ずかしいから止めるように言われている。
・74歳、男性、単身。土地を持っているので、生活保護を受けられないのではないか。

年越し電話相談会は終了しましたが、首都圏生活保護支援法律家ネットワーク(電話048-866-5040。年明けは5日から開始)などが、生活保護に関する相談に対応しています。

弁護士 猪 股  正

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