奄美のご飯(弁護士深谷直史)
奄美大島の自然と文化を紹介する三部作、第三弾です。
昨年になりますが、休暇をとって奄美大島に行ってきました。奄美大島はご飯も美味しい!
海に囲まれた奄美大島では豊かな海鮮資源があり、お魚はどれも美味しいです。お刺身や漁師丼を頂きましたが、箸が止まりません。
お魚も美味しいですが、お肉料理も美味しいのが奄美大島。特におすすめなのが、鶏飯(けいはん)です。
![鶏飯](https://saitamasogo.jp/wp-content/uploads/2024/05/65bab8aa8d4e9373c3f7b9f4301b8fdb-800x533.jpg)
鶏飯とは、ほぐした鶏肉ささみと錦糸卵、干ししいたけ、パパイヤの漬物を白ご飯の上に乗せ、鶏がらスープをかけてお茶漬け風に食べる料理のことで、古くから奄美大島で食べられています。
これがうまい!さっぱりした鶏肉にシイタケと鶏がらダシのうまみが体全体にしみわたります。疲れているときにおすすめの一杯です。
また、奄美大島では、鶏肉の刺身(鳥刺し)が食べられます。甘い醤油にショウガとニンニクを入れて食べると、これまた何とも新鮮な触感とうまみを感じられます。
![鳥刺し](https://saitamasogo.jp/wp-content/uploads/2024/05/eb41a515bbfbb618b31e46fefe885721-800x533.jpg)
奄美に来てぜひ飲んでほしい酒が、ハブ酒です。奄美大島に生息する毒ヘビであるハブですが、そのハブの毒を有効利用した一品で、古くから奄美大島では親しまれています。
泡盛などのお酒にハブを丸ごと一匹漬け込んで作るお酒で、お味はハブ毒に負けないくらい、鋭くキレのある感じです。
![ハブ酒](https://saitamasogo.jp/wp-content/uploads/2024/05/d077f863651cd9e891953226fbb1d5f0-800x533.jpg)
栄養豊富で健康に良いとされていますが、アルコール度数が40度ほどありますので、飲みすぎに注意です。私もチャレンジしてみましたが、グラス半分ほど飲んだところで、すぐ酔っぱらってしまいました。
奄美大島は鹿児島県に属していますが、離島でありながら鹿児島県下で二番目に大きい繁華街である、屋仁川通りという地域があります(通称「やんご通り」、規模では鹿児島市天文館に次ぐ)。お店選びには困りません。
【コンビニ】
我々の生活にも身近なコンビニエンスストアですが、奄美大島にもコンビニはあります。ローソンとファミリーマートの店舗があり、セブンイレブンはありません。
港近くのファミマを訪れたところ、なんとパン屋さんが併設されています。奄美大島のコンビニでは、パン屋さんやお弁当屋さんが併設されている店舗が多く、コンビニで焼き立てのパンや出来立てのおにぎりなどを購入することができるのです。これは嬉しい。
本州のコンビニには並んでいないような、たくさんの焼き立てのパンや、直径10cmはある「ばくだんおむすび」を買うことができます。奄美大島はコンビニも面白いです。
皆さまも、是非奄美大島に一度行ってみてはいかがでしょうか。