奄美の自然と海(弁護士深谷直史)

奄美大島の自然と文化を紹介する三部作、第二弾です。

昨年になりますが、休暇をとって奄美大島に行ってきました。奄美大島と言えば、海です。

奄美の海

せっかくなので、ダイビングと海水浴に行ってきました。海はとってもマリンブルーです。

奄美の海
サンゴ礁

ダイビングでは、ガイドさんと一緒に潜り、海の中を探検します。濁りのない奄美の海では、いろんな生物を観察することができます。カクレクマノミ等の熱帯魚や、サンゴ礁を観察することができました。運が良ければウミガメと一緒に泳ぐこともできるようです。

海水浴ができるビーチもあり、浜辺でのんびり過ごすのもおすすめです。私が行った海岸の近くには、小さな水族館もありました。奄美の海を学ぶことができ、ウミガメの餌やり体験もできます。

大浜海浜公園
大浜海浜公園
水族館から見える海

奄美の植物

奄美大島には、金作原(きんさくばる)という巨大な原生林が残されています。天然の亜熱帯広葉樹が多く残されており、巨大ヒカゲヘゴなどが観察できます。

巨大ヒカゲヘゴ
巨大ヒカゲヘゴ

また、奄美といえばマングローブ林です。マングローブとは、熱帯地域の汽水域(海水と淡水が混ざるエリア)に生育する植物の総称で、日本では奄美大島や西表島(沖縄)などの南西諸島でしか観察することができません。奄美の多様な生態系を守る大事な存在です。

奄美大島では、マングローブ林をカヌーに乗って探検をすることができます。

マングローブ林

奄美の動物

その他、奄美大島で希少な動植物をたくさん観察することができました。写真に収めてきましたので、その一部を紹介して、今回は終わりとします。

リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズク

フクロウの仲間で、人間の手のひらサイズの大きさ。

リュウキュウアオバズク
リュウキュウアオバズク

リュウキュウアオバズク

まん丸の目が特徴のフクロウ

ルリカケス
ルリカケス

ルリカケス

カラスの仲間で、鮮やかな青色が特徴。マングローブ林や山近くで飛んでいるのを観察できました。日本固有種(奄美大島、徳之島)。

アマミイシカワガエル
アマミイシカワガエル

アマミイシカワガエル

清流に生息するカエル。その模様は、「日本一美しいカエル」と称されることも。奄美大島固有種

アマミノクロウサギ
アマミノクロウサギ

アマミノクロウサギ

特別天然記念物。日本固有種(奄美大島、徳之島)。

ノネコ
ノネコ

ノネコ

飼い猫が脱走してしまって野生化した野良猫。奄美の希少動物を食べてしまう厄介者。

弁護士 深谷 直史